Tabla Beat Science - Tala Matrix(2000) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

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10.Alla
 
Zakir Hussain(tabla)
Ustad Sultan Khan(sarangi and vocal tracks 2,6)
Talvin Singh(virus manipulation and vox tracks 4,8)
Trilok Gurtu(tabla, drums track 7)
Karsh Kale(drums tracks 5,8, tabla, keyboards and electronics track 5)
Bill Laswell(bass tracks 1-3, 6,9, and sound construction)
Brad Somatik(logic programming track4)
 
Conceived and constructed by Bill Laswell
Additional production by Talvin Singh(tracks 4,8), Karsh Kale(track 5), and Matt Howe with Torilok Gurtu(track 7)
Recorded and mixed at Orange Music Sound Studios(West Orange, NJ), Studio Zerkall(Germany), and Calcutta Cyber Studio(London)
 
Tabla Beat Scienceのアルバムです。
 
タブラとエレクトロニクス(この分野は疎いので、何と言うのかちょっとわかりません)のミックスで、ふわふわ漂うようなサウンドの中に、タブラやその他のサウンドなどが存在感を感じさせます。
 
基本的にシンプルな繰り返しの中でタブラとエレクトロニクスがもたらす高揚感は、言葉の意味としてのトランスに近いものなのかもしれません(ジャンルがどうであるかはともかく。僕はそれらのジャンルは聴いていないので、よくわかりません)。
 
僕はトランスやドラムンベースなどは「機械的、シンセサイザーがうるさい、低音がブンブン鳴っているだけ」というようなイメージがあり、ほとんど聴いていない(むしろ遠ざけている)のですが、この作品のように、タブラやインド音楽など、僕の興味のあるところからアプローチしている作品という事もあり、さほど抵抗なく聴けました。
 
そもそもはバンド名にタブラと入っている事や、ザキール・フセインなど有名ミュージシャンがいる事で、このような音楽だとは全く予想せずに買ったのですが(ビル・ラズウェルの名前を見た時は少し考えましたが・・)、なかなか楽しむ事ができました。
 
積極的に開拓していきたいと思う種類の音楽ではないのですが、似たようなところでどのようなミュージシャンや音楽があるのかは興味があります。
 
恐らくジャンルとしてはトランスやアンビエントなどになるのではないかと思いますが、そのテーマがないため(多分これ以降はそれらのジャンルの音楽について書く事はないと思うので)、現代音楽のテーマに入れておきます。また、お店によってはフリージャズやアヴァンギャルド(前衛音楽)のコーナーにある場合もあるかもしれません。
 
Tala Matrix/Tabla Beat Science