Live In The Netherlands(1982) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Blues In The Closet
2,The Mooche
3.Thriving From A Riff
4.Autumn Leaves
5.Someday My Prince Will Come
 
Toots Thielemans(harmonica, guitar)
Joe Pass(guitar)
Niels-Henning Ørsted Pedersen(bass)
 
Produced by Norman Granz
Recorded live on July 13, 1980 at the Northsea Jazz Festival(The Hague, Holland) by Wisseloord Studios.
 
トゥーツ・シールマンス、ジョー・パス、ニールス・ペデルセンのライヴアルバムです。
 
有名曲も多くかなりリラックスした雰囲気を感じる内容ですが、この3人の事ですから演奏が悪いはずがありません(もちろん好き嫌いや内容の良し悪しはあると思いますけれど)。
 
さすがはトゥーツ・シールマンスと言うべきなのでしょうか。トレードマークのハーモニカは曲にあったイメージの音のような気がします。詳しい事を知らないのに書くのは良くないと思いますが、ハーモニカという楽器の特性上、多彩な表現が可能だと思うのですが、音色に関してはひとつしかない(同じハーモニカの場合。熟練した演奏家は様々な音色を操れるのかもしれませんが、違っていたらごめんなさい)と思っています。ですが、ここでの演奏は少しずつ違うような気がします。もちろん僕の頭の中のイメージがそうさせるのだと思いますが、演奏の巧みさを感じるところでもあります。
 
シールマンスのギターソロが聴ける2曲目ですが、この演奏もなかなか良いです。ハーモニカのイメージが強いかもしれませんが、ギターも凄いです。
 
個人的な聴き所は3曲目かなと思いますが、他の曲も良いと思います。
 
名前だけでつい手にとってしまいたくなるアルバムですが、(どういうものを求めているかにもよりますけれど)楽しくリラックスした期待通りの良いアルバムだと思います。
Live in the Netherlands/Jean ’Toots’ Thielemans with Joe Pass