Slayer - Divine Intervention(1994) | 全ての音は音楽か

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色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Killing Fields
2.Sex, Murder, Art
3.Fictional Reality
4.Dittohead
5.Divine intervention
6.Circle Of Beliefs
7.SS-3
8.Serenity In Murder
9.213
10.Mind Control
 
Produced by Slayer
Executive Producer: Rick Rubin
Co-produced by Toby Wright
Engineered and mixed by Toby Wright
Recorded at Oceanway, Los Angeles, CA and Sound City, Van Nuys, CA
Mixed at The Record Plant, Hollywood, CA
 
スレイヤーのアルバムです。
 
ドラマーがポール・ボスタフに替わって一枚目の作品ですが、速く、重く、強烈なサウンドを聴かせます。前任者でオリジナルメンバーのデイヴ・ロンバルド(ロンバードとも。どちらが一般的な表記かはわかりません)とどちらのプレイが好きかというのもあると思いますが、圧倒的な音圧とプレイには驚くばかりです。
 
メンバーも語っているようにレイン・イン・ブラッドと比較される事も多い作品だと思いますが、文字にしてしまうと同じ「圧倒的」でも、レイン・イン・ブラッドがスピードで重さや迫力を加速させているように感じたのに対し、この作品は緩急をつけた曲の構成や激しく揺さぶられるような感覚がありました。
 
もちろんこの作品でも速い曲はありますし、そういう曲の迫力も凄いですが、もはや(というより、サウス・オブ・ヘヴンの頃からですけれど)速さだけでは語れない魅力があります。
 
歌詞や取り上げる題材は相変わらず厳しいものが多いですが、メタルファンの方に限らず興味のある方は一度聴いてみてもいいかもしれません。
 
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Divine Intervention/Slayer