joe hisaishi meets kitano films(2001) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.INTRO: OFFICE KITANO SOUND LOGO
2.Summer
3.The Rain
4.Drifter...in Lax
5.Raging Men
6.Ballade
7.BROTHER
8.Silent Love(Main Theme)
9.Clifside Waltz III
10.Bus Stop
11.Sonatine I -act of violence-
12.Play on the sands
13.KIDS RETURN
14.NO WAY OUT
15.Thank You,... for Everything
16.HANA-BI
 
All Songs composed, arranged and produced by JOE HISAISHI
 
久石譲さんのアルバム。アルバムタイトル通り、北野武監督映画作品に使用された曲を集めたコンピレーションアルバムです。
 
CDを再生するとすぐに聴こえてくる久石メロディとサウンド。久石さんの音楽が好きな方や映画が好きな方には嬉しいアルバムかと思います(曲はそれぞれ菊次郎の夏、Brother、あの夏、いちばん静かな海。 Sonatine、Kids Return、HANA-BIから)。もし久石譲の音楽という事を意識して聴いていなかった方でも、無意識に、知らないうちに聴いている事も多いかと思うので、懐かしさやどこかで聴いた事があるように思う事もあるのではないかと思います。
 
異なる作品でも統一された久石譲の世界があり(幅の広さやアプローチの仕方は多いと思います)、そのまま聴き進んでいっても違和感を感じる事はありませんでした(この点に関しては、次の作品の曲に移動する際に十分な無音時間をとっている事も理由の一つだと思います)。
 
それぞれの作品のメイン(象徴的な)テーマを聴ける事やそれを場面と関係させて楽しむ事ができたりと、久石譲さんが好きという方よりかは北野武さんの映画が好きで、なおかつ久石さんの音楽も好きという方向けのような気もします。また、久石さんは好きだけどサウンドトラックを買うほどではないと思う方にもいいかもしれません(ただその場合はこのアルバム以外にも選択肢は増えてくると思います)。
 
ただし、1曲目はこのアルバムでしか聴く事ができないと思いますので(もし他のアルバムで聴く事ができましたらすみません)、サウンドロゴにやられてしまった方や熱心な久石譲ファンの方は買ってみるのもいいかもしれません。
 
久石譲の公式ページはこちら
 
北野映画ベストセレクション joe hisaishi meets kitano films/サントラ