Wild Cherry(1976) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.Play That Funky Music
2.The Lady Wants Your Money
3.99 1/2
4.Don't Go Near The Water
5.Nowhere To Run
6.I Feel Sanctified
7.Hold On
8.Get It Up
9.What In The Funk Do You See
 
Robert Parissi(lead guitar, lead vocals)
Allen Wentz(bass, synthesizer, vocals)
Ronald Beitle(drums, vocals)
Bryan Bassett(lead guitar, vocals)
Additional Musician
Track 1 : Chuck Berginc, Jack Brandiar, Joe Eckert, Rick Singer(horns)
Track 2 : Tampa Lann, Becky Goldstein(background vocals) Mark Avsec(synthesizer)
Track 3 : Chuck Berginc, Jack Brandiar, Joe Eckert, Rick Singer(horns)
Track 5 : Mark Avsec(synthesizer & piano)
Track 6 : Chuck berginc, Jack Brandiar, Joe Eckert, Rick Singer(horns)
Track 7 : Jerry Pollack(vibes) Tampa Lann, Becky Goldstein(background vocals)
Track 8 : Tampa Lann, Becky Goldstein(background vocals) Allen Wentz(synthesizer)
Track 9 : Allen Wentz(synthesizer)
 
Produced by Robert Parissi for Belkin/Maduri Productions
 
ワイルド・チェリーの作品です。
 
1曲目はとても有名です。僕がそうでしたが、この曲が聴きたいために買ってみた方も多いのではないでしょうか。
 
ファンキーでソウルミュージック風印象が強いのですが、(現在でなく以前の)R&Bにより近いという印象も持ちました。
 
1は言わずと知れた有名曲。曲名を知らなくとも、どこかで聴いた事があるという方は多いのではないでしょうか。いなたさを感じる2曲目はファンク風です。女性コーラスが雰囲気を強めています。3曲目はファンキーでありつつ、いくらかメロウな雰囲気もあります。4はブルースフィーリングが前に出てきます。多少アフロ風のイメージも。スペーシーなシンセサイザーが今までと少し違った雰囲気を与える5曲目。ファンキーさは少し抑え目です。 6曲目は跳ねるベースがファンキーです。1と似たような雰囲気の曲です。 7はスローテンポでメロウに演奏されます。コーラスも何ともそれっぽい雰囲気ではあります。8はインストです。スピーディーなブルースという感じです。9も雰囲気としては1と似たようなものがあります。
 
ファンキーではありますが、ファンクやソウルというよりもR&Bやブルースにより近いようなイメージを持ちました。歌もそれ程黒さは感じませんでした。
 
ワイルドチェリーと言えばプレイ・ザット・ファンキー・ミュージックというイメージが強いですが、僕は5や7もなかなか良いと思いました。
 
アルバムを聴いていると、似たような曲が多いと思ってしまう事があるのは否定しがたいものがありますが、作品の出来としてはなかなか良いのではないでしょうか。
 
一般的に一発屋というとあまり良いイメージはないと思いますが、そのイメージだけでスルーしてしまうにはもったいない作品だと思います。
プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック/ワイルド・チェリー