Dave Weiner - Shove The Sun Aside(2005) | 全ての音は音楽か

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1.Andonova
2.Long Run
3.Monument Shine
4.The Ghost Of Denmark St.
5.Tourmaline
6.Shove The Sun Aside
 
Dave Weiner(7 string electric and acoustic guitar, bass keys and programming)
Philip Bynoe(bass on 2,4)
Virgil Donati(drums on 2)
Graeme Rappaport(bass on 6)
Steve Wilson(drums on 3,4,6)
 
Written, Produced and Engineered by Dave Weiner
 
Dave Weinerの作品です。日本盤も出ているようですが、恐らく解説と帯がついているくらいだと思うので下のリンクは輸入盤にしてあります。
 
1曲目は1分40秒の短い曲。2曲目へつなぐための役割のようなイメージです。2曲目は7弦ギターのリフが冴えます。明るくわかりやすいロックです。どこかインドや中東風イメージのある3曲目。4はミドル~スローの割と落ち着いた曲。低音がきいたリフがあります。5はエレクトリックギターとアコースティックギターの曲。落ち着いているというならこちらの方が落ち着いています。優しげだけど少し影のある印象です。6曲目はストレートなロックですが、多少変わった雰囲気も感じます。
 
曲名のクレジットがあるのはここまでなのですが、無音のトラック(4秒ほどの曲)を3つはさんでシークレットトラックが1曲あります。スティーヴ・ヴァイのDVDの彼のソロタイムに演奏している曲です。1分44秒でライヴ録音です。今DVDが見つからないので確認できませんが、曲の終わりにMCが少し入ってフェードアウトされます。そのMCは恐らくスティーヴ・ヴァイの声だと思いますので、そういう場での録音かもしれません。
 
全体的にストレートなロック(割とポップにも感じました)。ただ、やはり弾き方や音の選び方にヴァイっぽいと感じる部分は多くあります。スティーヴとデイヴを比べてどちらがいいというつもりはありませんが、ヴァイのような音楽を期待するとがっかりしてしまうかもしれません(ギター度、変態度はそれ程高くない印象)。
 
強くおすすめはしませんが、興味があればぜひ。
Shove the Sun Aside/Dave Weiner