The New Rotary Connection - Hey, Love(1971) | 全ての音は音楽か

全ての音は音楽か

色々書いたりつぶやいたり。音楽の話ばかりです。

1.If I Sing My Song
2.The Sea & She
3.I Am the Blackgold Of The Sun
4.Hanging Round The Bee Tree
5.Hey, Love
6.Love Has Fallen On Me
7.Song For Everyman
8.Love Is
9.Vine Of Happiness
 
Minnie Riperton(soprano)
Kitty Haywood(soprano & alto)
Shirley Wahls(contralto)
Dave Scott(tenor)
Charles Stepney(piano, harpsichord, organ, electric piano)
Sydney Simms(bass)
Donny Simmons(drums)
Phil Upchurch(guitar)
Pat Ferreri(guitar)
Master Henry Gibson(congas)
 
Produced by Charles Stepney
 
The New Rotary Connectionの作品です。クレジットは記載があるものの、文字が非常に小さく読み取るのが困難です。もしも間違いを見つけましたら知らせていただけるととてもありがたいです。よろしくお願いします。
 
明るく平和な空気の1。この曲だけでもアレンジの素晴らしさが伝わってきます。2曲目は多少控えめで明るい印象。最初はリードをとる男性ヴォーカルが頑張っているな、という印象でした。今のほうが多少好意的に聴けているかもしれません。3曲目はクラシックギターの曲のようなイントロから始まります。その後の歪んだギターの音とコーラスを聴いていると、どうして単純にソウルやR&Bではなく、サイケデリックと呼ばれるのかわかるような気もします。控えめなバックに男性ヴォーカルが歌い上げる4曲目。5曲目は明るい光が差し込むような雰囲気の中で、ソウルフルな男性ヴォーカルとコーラスが重なります。6曲目は跳ねる様なピアノと歌いだしが印象的です。最初のテーマのあと少し展開を持ってくるのは、流れを単調にしないだけでなく曲の色の変化があるようで面白いです。7曲目は割とシリアスな感じもしました。いくらか荘厳な雰囲気も。ドラマチックな8曲目。コーラスは綺麗なのですが、多少賑やかな印象もあります。ミディアムテンポの9曲目。雰囲気は7曲目と似ていますが、こちらは多くの歌声が入り混じり響きます。
 
感想を述べているだけならそれで自由なのですが、解説となるとこういう分野のものは適当な言葉が浮かびません。なので、以前の記事で書きましたが、聴いてこう思ったのか、位で見ていただくのがいいと思います。
 
ゴスペルグループのようなイメージと重なる部分も多くあります。また華麗なコーラスと洗練された曲と演奏は素晴らしいです。明るく平和的な雰囲気が全体を通じて感じます。また、時に派手に感じるコーラスや演奏はサイケデリック(極彩色)をイメージさせる事もあるようです。
ヘイ、ラヴ/ニュー・ロータリー・コネクション
¥1,709
Amazon.co.jp