- 1.Vantage Point
- 2.New Blooded
- 3.Bewilderment
- 4.Miles Away
- 5.Doubletake
- 6.Dreamscape
- 7.Spirits of Trane
Walt Fowler(trumpet,flugelhorn)
Brandon Fields(tenor & soprano)
Dave Carpenter(acoustic bass)
Jeff Babko(piano)
Simon Phillips(drums)
Recorded by Ed Stasium
Mixed,Produced by Simon Phillips
Recorded at Coy sound on September 3rd 1999
Simon PhillipsとJeff Babkoによるジャズです。
Simon Phillipsというと有名なセッションミュージシャンであり、現TOTOのドラマーでもあります。Jeff Babkoはフュージョン系音楽への参加が多いようですが、セッションでも活躍しておりTOTO関係(人脈)での参加、演奏も多いようです。
テーマでのリズムの変化が面白い1曲目。Brandon Fieldsが曲に鋭さを与える2曲目。3曲目はテンポがあがり、曲調も若干シリアスになります。4,5曲目はミドルテンポ。いくらかシリアスで緊張感のある4。5はほのぼのした雰囲気。6曲目が一番正統派の演奏かもしれません。7曲目はライヴ録音。15分45秒にわたる壮絶な演奏が繰り広げられます。
ジャズではありますが、Simon Phillipsのドラムがジャズのそれよりもロック寄りの演奏だと感じました。好き嫌いが分かれるとすれば恐らくそこだと思いますが、他は名手が演奏している事もあり、安定していて気持ちよく聴けます。変な例えだとかんじる方もいるかもしれませんが、Hiromi(上原ひろみ)のリズムを想像してみると良いかもしれません。ただ演奏はHiromiのそれほど複雑ではなく、Hiromiのベーシストはエレクトリックベースを使用しています。Hiromiバンドではリズムがロック寄りのイメージを受けたのに対し、このVantage Pointでは、Simonのドラムのみがロックという印象です。
Jeff Babkoはセンスを感じますが、少し無難に演奏しているかもしれないという印象。管楽器が2つ入っていて、その見事な演奏は曲を華やかにしています。ベースの素晴らしい演奏も。
色々書いていますが、Simcityの音楽にありそうだと思ってしまう僕は偉そうに語れるほど詳しくありません。なので演奏者等のデータのチェック用、もしくは感想を読むくらいで見てください。
いつも長い文になってしまっていたので、今回は簡単に短めにしてみました。
- ジャズではあるが、曲によっては管楽器の入ったアコースティックロック・ジャズという雰囲気も。
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