アーカイブス和太鼓☆個性を殺す! | 和太鼓×囲碁×子育て 和太鼓教室おんがくの森、おやこ囲碁交流会 のブログ

和太鼓×囲碁×子育て 和太鼓教室おんがくの森、おやこ囲碁交流会 のブログ

和太鼓教室おんがくの森・熊本
おやこ囲碁交流会
旅やグルメで熊本を元気にする
YouTubeチャンネルの動画です。

個性とは、何だろうか。

その個体特有の性質。

他より秀でているまたは、他より変わってる特長。


個性を伸ばす事は、現在の教育で非常に重視されつつある。

しかし、社会においても音楽においても、

大切なのは、

『個性を光らせること』。

光というのは、闇があって初めて存在できる。

『個性を光らせる能力』=『個性を殺す能力』なのである。


やたらめったら、自分をさらけ出しすぎた演奏は、

見ている人にとって、押し付けとさえ捉えられかねない。


個性を殺すというと、響きは悪いが、

自分の長所を強い光とすると、

反対の漆黒の闇を操ることが出来れば、

光をもっと輝かせて見せる為の、表現や構成が可能になる。


自分を爆発させて、それを際立たせるには、

他に合わせ、同化する能力も必要だということ。

そうすることで、初めて、他とは何か、自とは何かを認識することになる。

そして、他のものに対して自分の何が秀でているか、

他のものに対して自分は何が出来るのかを理解できるようになる。


それが、初めから個性ばかりを伸ばしていると、

協調性のない、押し付けがましい、一辺倒の平べったい音が出来上がってしまう。


激しい表現がしたいなら、より静かなもののエネルギーを感じ取ること、

明るい曲が演奏したいなら、悲しみの感情を表現した曲を聴くこと。


両極にある精神が、とてつもない同一の力を持っていることに気付く。

それが自分の姿であり、真の個性であるのかも知れない。


個性はそれぞれにそれぞれの物を持っている。

大事なのは、個性を殺す方法を知ること。

それが個性を生かす方法なのである。



和太鼓教室おんがくの森代表・坂本新吾

メール ongakunomori1978@gmail.com

電話  08033760407