きみに読む物語 | てんてんのブログ

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スロー&マイペースな日記

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今日は気になっていたこの映画を見ました。
2004年の映画なんですね。
若き恋の物語を年配女性に読み聞かせるおじいちゃん。
認知症の話題に触れていると、哀しいものを想像してしまって、
最初から見ずに避けてしまいます。
これは視聴後幸せな気持になれる映画でした。
愛、幸せ、後に残るもの、未来に残るものは何だろうと考えてしまいます。
人それぞれに答えがあるんでしょうね。
当事者が幸せな事が一番ではないかと考えますが、現実世界ではなかなか難しい。

婚約者の元へ戻るのか、初恋の相手を選ぶのか主人公が決断を迫られる場面で、
What do you want?と初恋の彼が何度も激しく叫んでるのが印象的でした。
この問いに対してWhy?を5回くらい掘り下げないと、
自分自身にすら本当の希望が見えなかったりします。
どの道を選んでも誰かを傷つけるのなら、誰かのためでなく自分の願いを選べ、と。

彼女の願い、彼女の好きな事や物、に囲まれていると、
たとえ本人には分からなくなったとしても、
彼女は幸せだろうと思う事ができます。

元々鼻詰まり状態で見ている上泣くので呼吸不能に陥ってしまいました。
いい映画でした。