(これは JAN2018 作成の文章です。)

 12月に長崎の路面電車に乗っていた時、
料金箱に書いてある『積増』の文字に、気が
付きました。こういう表現があることを、初めて
知りました。

 『積増』は、前払いカードの利用可能金額を
増額するために入金する操作のことで、日本では、
多くの場合、『チャージ』と呼んでいますが、
英語圏の Australia や New Zealand では
『チャージ』とは呼んでいません。
 Australia や New Zealand では、Top Up 
または Add Value と呼んでいます。
 ごくまれに、recharge を使うことはありますが、
charge は使いません。

 まさか、日本の『チャージ』の操作説明の英訳で、
charge の単語は使っていないと思いますが、
それを防止する意味で、日本語では『チャージ』
ではなく、『積増』を使う方が良いと思います。


図1 長崎の路面電車(長崎電気軌道)

 


図2 料金箱

 


図3 熊本の路面電車の中(熊本市電)

 


図4 JR 長崎駅の0番乗り場に住んでいる猫

 


図5 Sydney の前払いカードの説明

 


図6 Melbourne の前払いカードの説明

 


図7 Auckland の前払いカードの説明

以上