ハイエース 4WD
フロントハブベアリング交換
200系ハイエース 良くある整備手帳
工場長の解説付き
フロントハブベアリングのガタを確認するには、フロントタイヤがフリーの状態でタテにガタがあり、ブレーキをしっかり踏んだ状態でタテのガタが無くなる場合です。
ヨコにガタがある場合は、タイロッドエンドやステアリングラックエンドのガタ・遊びの場合があります。
フロントハブにガタがあると、このように、タイヤが段ツキ摩耗などの異常な減り方をします。
では、ハブベアリングを交換するためにナックルアームを外していきます。
まずは、ブレーキキャリパー、ブレーキキャリパーマウンティングを取り外します。
ABSセンサーをナックルアームから取り外します
アッパーアームのボールジョイント・
ロアアーム・タイロッドエンドのボールジョイントを切り離します
ロアアームを押し下げてナックルアームを車両から取り外します。
外れたナックルアームです。
ナックルアームからハブベアリングとダストカバーを分離します。
ボルト6本外して、ブレーキディスクローターを取り外します。
ハブからベアリングのインナーレースを抜き取ります。
グラインダーなどを使用して、ベアリングインナーレースを出来るだけ薄く削ります。
薄く削り取ったところをタガネで叩き割ります。
油圧プレスにて、新品のハブベアリングをアクスルハブに圧入します。
ABSセンサーローター、スペーサーも圧入します。
逆手順で組み付けます。新品ディスクローターです。
試乗して、問題の無いことを確認して、作業終了とします。
ハイエース200系は
定期的なメンテナンスで長くお乗りになれるとても丈夫なお車です
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