先週、久しぶりに学生さんとの面接を行いました。

 

 

中途採用で面接する社会人とは違うものだなと感じました。。

 

学生さんとの面接で最も気を付けていることは、「取材に徹する」ことです。取材に徹して、途中で自分の変な色眼鏡で見ないようにすること、そして、学生さんが出来る限り自分のペースで、リラックスして話をしてもらうことを心掛けています。

 

リラックスして面接を受けてもらう姿こそが、本人の普段の姿だと思うので、出来る限り「素の自分」で受けていただくようにしています。

 

面接の最後に、

 

「自分が話したいことは全部ちゃんと話すことが出来ました。」

 

と言っていただけると、面接官としての役割は最低限、果たせたと少し感じます。

 

また、弊社では中途採用を昨年からスタートしましたが、社会人経験がある皆様は、学生さんと違い、自分をしっかりとプロデュースされているので、面接はお上手です。

 

中途採用で私が一生懸命見ようと心掛けている観点は3つ。

 

・会社のやりたいことや考え方に共感していだけるかどうか

 

・人間性が良い方かどうか(自分が絶対に一緒に働きたいと思えたか。)

 

・学ぶことを継続して下さる方か

 

です。

 

自分の日報を分析すると、ここ3か月は事務所にいる日の20%程度を採用活動に充てています。

 

目標としている成果は出たため、3月で一旦、業務量を減らせる予定です。

 

その後は通年採用を社内全体で取り組む体制を作ります。

 

新卒採用も少しずつ運用を責任者を決めてお任せしていく予定で、選考フローや面接でチェックする観点などは仕組み化していく準備を進めたいと思っています。

 

採用活動に関しては、中途半端に行ってはいけないと創業して5年後くらいから思い、一生懸命取り組んできました。その思いを一層強くさせたのは、ビジョナリーカンパニー2に、採用の重要性が書かれていたからでした。

 

私一人で出来ることは限られています。素晴らしい仲間にバスに乗ってもらい、一緒に偉大な会社を創っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

以下、抜粋

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偉大な企業への飛躍をもたらした経営者は、まずはじめにバスの目的地を決め、次に目的地までの旅を共にする人々をバスに乗せる方法を取ったわけではない。まず、はじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めている。要するに、「このバスでどこに行くべきかは分からない。しかし、分かっていることもある。適切な人がバスに乗り、適切な人がそれぞれ相応しい席につき、不適切な人がバスから降りれば、素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ。

 

第一に、「何をすべきか」ではなく、「だれを選ぶか」からはじめれば、環境の変化に適応しやすくなる。人々がバスに乗った理由が目的地が気に入ったからであれば、10キロほど走ったところで行く先を変えなければならなくなったとき、どうなるだろうか?当然、問題が起こる。だが、人々がバスに乗ったのは、同乗者が気に入ったからであれば、行く先を変えるのははるかに簡単だ。

 

「このバスに乗ったのは、素晴らしい人たちが乗っているからだ。行く先を変える方がうまくいくなら、そうしよう。」

 

第二に、適切な人たちがバスに乗っているのであれば、動機付けの問題や管理の問題はほぼなくなる。適切な自在なら厳しく管理する必要はないし、やる気を引き出す必要もない。最高の実績を生み出し、偉大なものを築き上げる働きに加わろうとする意欲を各人が持っている。

 

第三に、不適切な人たちばかりであれば、正しい方向が分かり、正しい方針が分かっても、偉大な企業になれない。偉大な人材がそろっていなければ、偉大なビジョンがあっても意味はない。