弊社では来年4月入社向けの採用活動を現在も継続中ですが、それと並行して再来年3月卒業の学生さん向けのインターンシップの応募も開始いたしました。

 

 

 

マイナビにて応募受付中です

 

 

新卒採用を本格的にスタートしてからそろそろ10年になりますが、毎年採用活動をする上で心がけているのは

 

 

自社のことは良いところ・悪いところすべて伝える。特に方向性については、『暑苦しいなぁ』と言われてもいいので、きちんと伝える。『この会社、苦手だ。』と思った人がいてもそれでOK.

 

 

というものです。

 

 

弊社の採用活動が毎年うまくいっているわけではありませんが、採用活動は会社の根幹をなすものです。実際に弊社で現在活躍している社員は当たり前ですが、最終的に本人の意思と僕の最終決断のもとに入社してもらっています。僕が最後はすべての責任を負い、入社して仲間になった方に対しては、基本的には性善説で期待をし、チャンスを出来るだけ多く出すようにしています。そのチャンスを掴むかどうかは最後は本人次第ですので、僕はそこまでしたらヘルプはしますが、後は祈るのみです。

 

来年の採用活動は今まで以上に全社で採用活動を盛り上げていこうと思い、3月にオープンするマイナビの本サイトでは弊社に新卒で入社してきた方に先輩社員の意見を書いてもらうことにしました。また、来期は採用活動に従事するメンバーを業務として指名する予定です。

 

 

先輩情報を各々が記入するシートの締め切りが迫ってきて、多くの方が既に提出をしてくれました。それを読みながら多くの発見がありました。いくつかの共通項を書くと、

 

 

●ワン・ステップという会社に入社する決め手となったことは大きく2つ。会社の方向性に共感できたことと、面接の際などに迎えてくれる先輩社員の方たちが良い人たちだったこと。

 

僕は知らないのですが、印象的なエピソードで女性社員が書いていたのは、

 

「面接官は敵だと思っていた自分がいましたが、ワン・ステップの最終面接を受けに来た際にお茶を出してくれた女性社員の方が、『頑張ってくださいね。』と優しく声をかけてくれたことで、この会社ならやっていけると思った。」

 

というものがあり、これこそが弊社の強みなのかもしれないと再認識しました。そういう意味では僕は公私共に良い人たちに恵まれて過ごさせてもらっているなぁと改めて感謝しました。

 

 

●入社してからチャレンジさせてもらえる領域が多い

 

これも複数の方が話していました。基本的に経験を積むことからしか学べないことは多いという僕の考えから、寄り添いながらも本人の裁量をある程度大きく持たせて『自立して仕事をする機会』を意識的に作っていることが、このような感じ方になっているのかもしれません。

 

ただ、この人数だからこそ僕自身が現状で正社員・時短社員・レギュラーで来るアルバイト生の人間性もある程度把握しているから裁量をギリギリまで出せることも少なくなく(どこで落とし穴に落ちるかも大体わかるので、落ちそうなときに助けに行くこともできるし、一旦落ちる経験もたまにしてもらう!?)、今後組織が大きくなると今のままではうまくいかなくなることは明らかなので、良いところを残しながら仕組みは変えていくつもりです。ただ、これが零細企業で働く最大の良さなのだと思います。

 

 

●説明会で言っていたことって、本当だったんだ

 

説明会で言っていることは理想論だったりして、実際は違うかもしれないと思ったが、入社して仕事をしてみると本当に前向きに考えて業務に取り組んでいる人が多いので、自分も頑張ろうと思ったという意見が多くありました。

 

この意見は結構、嬉しかったです。確かに弊社の社員・スタッフは仕事を楽しんでやっている人が多く、朝早く来て前向きに仕事をしたい!と思っている方が多いことも強みだと思います。僕自身、彼ら・彼女らに元気をもらうことも多いです。

 

学生さんに向けて自社をアピールする場&山元もチェックするというバイアスがかかっていることも考慮しないといけませんが、社員の皆さんが思っていたり感じたりしたことをこのような機会に知ると、改めて自社のことを理解できると感じました。

 

また、彼らがそういった気持ちで前向きに仕事に取り組んでくれるからこそ、少し耳の痛いような話も率直に僕は伝えることが出来るのだと気づきました。

 

 

ということを書いたところで、以前教えてもらった言葉を思い出しました。

 

『自分が幸せになりたいと思っているのと同じかそれ以上に、会社で働いている社員の方も幸せになりたいと思っている。ただ、それの命運を経営者が握っているということを忘れてはいけない。』

 

 

ということです。若い社員が多いということは、今後会社を成長させて付加価値を高め、彼らの給与水準を少なくとも地域平均よりも大きく上回るような曲線を描けるような会社にしなくてはなりません。そんなことを考えると結構な責任を感じますが、今まで通りしっかりと積み上げて、ワン・ステップに関わっている方たちが少しでも幸せだと感じてもらえるような企業にしていかなくてはならないと思いました。

 

【学生の皆さんへ】

 

インターンシップのご参加、心よりお待ちしております。