外資系ファンドによる企業再生をめぐる人間ドラマとして

いくつもの賞も受賞したTVドラマ「ハゲタカ」をチェック。

ポニーキャニオン
ハゲタカ DVD-BOX

本放送は観てなかったけれども、話題になっていたこともあり

早速チェックしてみた。


結論として、これはかなりの傑作!


昨今外資系ファンドによる企業買収をめぐるニュースが多いが、
わかりやすい外資VS日本みたいな構造ではなく、
果たして外資系ファンドが問題なのか?というテーマを投げながら
具体的にどういった構造になっているのか、
問題の本質を描こうとしており、非常に学ぶことが多い作品である。

また、単純にドラマとしても、それぞれが迫真の演技で
重厚でありながら、テンポ良く進み、とても楽しめる展開となっている。

強いて言うと、最後に外資系ファンド社長だった鷲津が妙にいい人な感じがしてしまうところが
若干もったいなかったかな??
もうちょっとアンチヒーローでいて欲しかったな、というのは贅沢なところか。

この作品を観て思ったのだが、

上述の通り、どうも外資系ファンドが買収しようとすると、

マスコミを始め、企業を食い物にしているかのような構図がすぐ出てくるが、

その企業の財務内容であったり、適正な株価なのか?といった

本質的な議論はされていないような気がしてならない。


イメージに流されず、本質的なところで議論しないと

その場限りの買収防衛策があふれ、結果株価が思うように上昇せず、

最終的には日本の首を絞めるような展開にならないとも限らない。

もっと私たちが小さい声だとしても発していくことは大切ではないかと思う。