ここ数年、機器の発達によって
手書きで字を書く機会が減っていますよね。
子供が大人になって
文字を書くときも
機器に頼ってしまえば
問題なく"きれい"に仕上げる事ができる。
と言う時代が来るかもしれません。
では、今の子供たちは
字を書く機会もさらに減るだろうし
今、別に字が汚くても問題ないでしょうか?
私、個人的には
"先のことより今!
子供の時は手書きで字を書くことがあるし、
きれいに書けた方が
筆跡心理学から考えると
人間形成によい影響も与えます。
大人になって改めて練習するのは
時間もないし、面倒になり
よっぽどやる気にならない限りやりません。
だから、毎日えんぴつを持っている
子供の時にきれいに書けた方がいい!
と思っています。
将来的には確かに字を書く機会が減ると思います。
だけど、それはあくまでも"先"の話であって
"今"は、学校でもたくさん字を書くし
テストでも手書きで解答する時に
記述式も必ずあります
※大学受験等はマークシートなどが増えて
少し減ってはきていますが…
やはり読めなければ必ず×をつけられます。
小学校で、答えがあっている場合
おまけで◯はつくかもしれませんが
先生としては、
ただ言わないだけで
もうちょっとうまく書けないか…と
思っているはずです。
これがもし受験だった場合にはどうでしょうか?
おまけなどはもちろんなく
容赦なく×をつけられる可能性大ですよね。
そうなると合否に影響が出てしまいます。
あと、大事なのは"文字は人なり"
字には性格や深層心理が現れます。
字が整ってくると
精神的にも落ち着いてきて
勉強する時にも集中して
最後まで取り組む事ができるようになります。
技術的な部分は
小学校低学年までは
字を書くことがまだ慣れていなくて
上手くなる過程ですが
ある程度慣れてきたら
キチンと書くことを習慣化していけば
大きく崩れることなく
読める字を保つ事ができます。
将来のことより、今を考えて
字を書く機会があるうちに
キチンと書く習慣をつけて行きましょう。
というお話でした