カンボジアでぶらぶら⑤ | いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ

いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ

大波小波、沈んだり浮いたりな日々。失敗も成功も悩みも泪も、いつか笑えれば・・・


ちょっと間が空きましたが・・・。



カンボジア行きの最大の目的は、孤児院の子どもたちに会うこと。


ダラの家、養豚場、養殖池を訪ねた後、さっそくKENGOさんに連れて行ってもらう。

(結局、カンボジア滞在中は毎日のように通うこととなる♪)


ここはChres Village Orphanage という名の学校兼孤児院で、貧困や、両親を失ってしまったりで孤児となった子たちが住み、また地域の子どもたちが通って勉強している。



で、彼らがどんな風に暮らし、勉強し、遊んでいるのか、実際にこの目で観たかった。



トゥクトゥクが学校に着いた時は英語の授業中。


壁のない教室で大きな子から小さな子まで一緒に授業を受けていた。



次はKENGOさんの指導で「世界に一つだけの花」合唱の練習。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


これは、彼らが9月に日本に行った際に、日本人ボランティアたちにお礼として歌う予定の歌。

7月からずっと練習してる、とのこと。


歌詞は日本語で印刷してあり、彼らは見ながら、あるいは暗記して、一所懸命に歌っている。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ  いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ

いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


なんだか、感動しちゃって・・・。


日本からこんな離れたところで、「もうすぐ日本に行く!ディズニーランドに行く!海を見る!」と夢に胸を膨らませた子どもたちが、慣れない日本語を覚えて一所懸命に歌っている。




彼らは遊ぶのが大好き!って子どもはみんなそうだが、特に身体を使って遊ぶのが。

サッカー、フリスビー、バレーボール、男の子も女の子も。


男の子はスコールの中、びしょ濡れ、泥まみれになってサッカーしてた。

・・・あの楽しさ、懐かしいなぁ!


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女の子は運動ばかりでなく、髪を編んだり、お花を耳に挿したり。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


そして、よく笑う! 腹から、心から。 


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


彼らは踊りも大好き。


クメール族に伝わる踊り、アプサラ・ダンス。

ゆったりとして、とてもしなやかな動き。

たおやかで美しい。


これも日本で披露する予定で、何度も何度も練習していた。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ



食堂で。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ



日本に行くみんなと。後列真ん中辺に私が混じってます。


いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ


私も遊び大好きなので、彼らとはすぐに仲良くなり。

っていうか、彼らは「バリアフリー」なので、こちらが身構えさえしなければ、とってもフレンドリーに話しかけてくれ、遊んでくれる。

ごくごく自然に。





『孤児』というと、すぐに「可哀想」、「つらいだろうに」と思うのが一般的ではないだろうか。

もちろん、境遇、環境は本当に厳しいし、親と離れ離れであることが辛くないハズはない、と思う。

なかには日本人ボランティアに手紙を書くなど、こころの奥の淋しさを感じさせる子もいた。



ただ、「可哀想」とか「憐れむ」とかはちょっと違う感じ。



彼らはとっても明るい。

仲間同士とっても仲がいい。


一緒に遊びながら、年上の子は自然と年下の子を見守っている。



孤児は50人、まるで大家族のようだ。


ある意味、仲間からの疎外、孤立を恐れて「孤独」な多くの日本の子どもたちより、幸せと言っていいかも知れない。


ただ、彼らが大きくなって、親の世代が遭遇した貧困による不幸、政治的な問題による不幸に遭わないようにするには、「教育」が不可欠だと思う。


彼らは今、学ぶことができ、将来に希望を持って学んでいる。

母国語のクメール語に加え、英語、そして中国語、日本語。


私が行ったときも、「オゲンキデスカ?」「ワタシノナマエハ~!」とたっくさん話しかけてくれた。


彼らには明るい未来が待っていると思うし、そのためにもこの「学べる環境」を守ってあげたい。

私にできる範囲で。




実は今回あまり予備知識を持たずに彼らのもとを訪れた。


頭で考えたことが先にあると、純粋に「感じる」ことが難しいのでは?と思ったからだ。


実際、彼らと遊んで、学ぶ姿を見て、とても元気が出た。励まされた。

日本でなくなったもの、少なくなったたくさんの素敵なものがあった。



「可哀想だから救う」のではない。 

互いに助け合い、足りないものを補い合う関係、これが大切な気がしたカンボジアの子たちとの触れ合いだった。



Chres Village Orphanage のWEBサイトには、この孤児院兼学校のことがいろいろ書いてある。

実は、日本に帰って来てから初めて知って読んだのですが。

何人かの子どもたちの話はhttp://www.cambodianorphanage.org.uk/ja/orphans_stories.htm で読むこともできます。

でも、やっぱり行って会うのが一番!

来年からは孤児院も訪れるスタディーツアーが、せいきゅんさん、メグさんの企画でスタートするようですので乞うご期待!(^.^)v