ペットと飼い主、咬み合わないを噛み合わせる
こんばんは。木野村です。
動物の気持ちが分かっても、どうすることも出来ないことがあるんだけど。
それでも「分かり合えた」ことが、重要だったりするんだと、思うんです。
本日、急遽「ペットと日常会話のできる飼い主になる」を、開催してきました。
本日の話題は、11歳の熟女猫のこと。
熟女は、甲状腺を患っております。
このところ、食が進まず体重が減って、飼い主さんは「何か食べられるモノはないか」とモンモンと。
熟女に聞いてみました。
彼女が言うには「元気はなくて、体調が悪い。」
何が食べられるか尋ねると、ほぼ全ての缶詰が「食べられる」と言う。
んじゃ、食が進まないのは何故だ？
「今出している缶詰が気に入らないの？」と聞いてもノー
「食べないのは、体調が悪いから？」と聞いてもノー
ん？
彼女は、「少量しか食べていない」と思っているのか？
「私は、おなかいっぱい食べている」そうだ。
「どの缶詰も、おなかいっぱい食べられる」
「食べられない」とは思っていない。
だから、「食べないのは、体調が悪から？」と聞いてもノーと応える。
人間側は、いつもより少量だと「食べられない」と思うんだけど。
彼女は、「どんな缶詰もお腹いっぱい食べている」と思っているんで、話が噛み合わなかった。
「そっかぁ、本猫はお腹いっぱい食べているんだ。」と分かって、
「そっかぁ、ママはもっと沢山食べて欲しいと思っているんだ。」と分かったとしても、
食が進むわけではないのだけど・・・
分かり合えると、お互いが今までよりも愛おしく思える。
そっから先は、人間の子供を育てるのと一緒なんだろうな・・・大人の腕の見せどころってとこかしら。
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木野村でした。