会社を辞めて〝クッション言葉〟を忘れる | おひとりさま満喫♪毎日のちいさなこと

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50代後半、おひとりさま生活を楽しんで、日々の色々なことを書きとめてます。

 

〝クッション言葉〟って知ってますか?

 

ビジネスシーンやプライベートでも、

お願い事をするときや断るときなど、

ちょっと言いにくいことを伝えるときに、

人間関係を円滑に進めるために添えるひとこと、のことです。

 

例えば、お願いごとをするときには、

・「たいへん恐縮なのですが、……」

・「たいへん申し訳ございませんが、……」

・「もしよろしければ、……」

・「もし差し支えなければ、……」

・「ご都合がよろしければ、……」

・「勝手な都合を申し上げて恐縮なのですが、……」

・「お手数(ご面倒)をおかけいたしますが、……」

 

などと付けたり、

 

お断りをするときには、

・「あいにくですが、……」

・「お手数ではありますが、……」

・「せっかくでございますが、……」

・「誠に申し上げにくいのですが、……」

・「お気持ちはとてもよくわかるのですが、……」

・「せっかくのお申し出をいただき、

  たいへんありがたいのですが、……」

・「ご期待に添えず、たいへん申し訳ないのですが、……」

・「私どもの力不足で、たいへん恐縮なのですが、……」

 

反論をするときには、

・「確かに、おっしゃることはごもっともなのですが、……」

・「私も同感です。ただ見方を変えると・・・」

 

みたいに、使います。

 

働いてる時にはね、使ってましたよ。ちゃんと。

 

でも、退職して1年近くなり、

周りに気を遣わない日々が続いてる。

それはとてもラクで心地いいラブラブ

 

働いているときの気遣いは、

私の場合、最初から身についていたものではなく、

仕事をしながら学習して身につけたもの。

本当に気を遣っているわけではなく、

そのほうが業務がスムーズに進むとわかって

やっていたんだと思う。

 

 

だから、忘れる・・・あせる

 

 

頭ではわかっていても、とっさに出てこない・・・あせる

 

 

先日、今後の茶道教室をどうするかという話題になりました。

 

今の教室は半年で終了。

先生方のところは、我が家からは遠くて、

とてもじゃないけど毎週通う気にはなれない。

 

我が家の近くのほうは、先生方からも遠いので、

紹介いただくとしても、あまりよくわからなそう。

どうしようかな~と思っているところです。

 

先生「このあとはどうするの?」

私「ちょっと遠いので、先生方のところには通えないかな、と思っています。家の近くでどこかあればいいんですけど、なければカルチャーセンターみたいなところでもいいかな、と。」

先生「それもあるわね」

 

というやりとりのあと、別の方(Aさん)に

先生「Aさんは?どうするの?」

Aさん「今のこの教室はすごく楽しくて、一緒のメンバーもすごくいい方たちばかりで、先生方もとても優しくちゃんと教えてくださるので、できたらそちらに通いたいんですけど、やはりちょっと遠いので・・・・無理かなと思ったりしています」って。

 

そうそう、これよこれチュー

 

この赤字の部分がクッション言葉ですよ。

ちゃんと気遣いがでてますね。

 

私は必要事項のみ爆  笑

 

簡潔だけどね。気遣いが足りません。

「木で鼻をくくったような」といわれる言い方です。

悪気は全然ないんですけどね。

 

私とAさん、言っていること、結論は同じだけど、

受取り手の印象はまったく違います。

 

 

こんな風に、長年、頑張って身につけたものを、

どんどん忘れていきますね~。

 

いけませんね。

人とのつながりは大切です照れ