幸せな人生を送るための
3638日目の『0.1%の成長』は、
”怒りを抑える方法について思うこと”です。
それでは始めましょう‼
■人は常に多種多様な感情を抱き
そして表現しながら生きていますよね。
喜んだり、怒ったり、哀しんだり、楽しんだりです。
これらの感情表現比率って、
成長とともに変わっていると思うのです。
簡単に言ってしまうと、
子どもの頃はポジティブな感情表現の比率が高かったけれども
大人になるにつれてネガティブな感情表現の方が高くなるのです。
これは自分の感覚ですので正しいかは分かりません。
でも、当たらずとも遠からずだと思うのですよね。
■中でも多いのは、怒りの感情ではないでしょうか。
正確に言うと怒りと言うより悲しみなのかも知れません。
ご存知の方も多いと思いますが、
怒りは第二感情と呼ばれ、
その多くは悲しみから生まれたものなのですよね。
人が感じる悲しみの多くは、
自分自身を認められなかった時に強く感じると思うのです。
例えば、
無視されたとか、頭ごなしに怒られたとか
昨日と言っていること違うじゃんとか
大切にしている物を壊されたとか
まぁ、相手にもそれなりの事情があるとは思いますが、
そんな事は関係ありません。
込み上げる怒りを抑えられないのが人間です。
とは言っても、
いつも怒っていたらエネルギーを消耗するだけですし、
決して幸せな人生を送る事など出来ないのです。
■では、どうすれば怒りを感じた時
その気持ちを抑えることが出来るのでしょう。
本を読むと色々なやり方が書いてあります。
紙に書くとか、思いっきり叫ぶとか、
意識を変えるとか、他のことを考えるとか
です。
どれも効果はあるとは思いますが、
自分の経験の中で効果的だった方法を
怒りの段階でお伝えしたいと思います。
■先ずは、怒り(小)の場合
この状態であれば良く言われている
「忘れる」「思い出さない」「意識を変える」で回避できます。
また、怒り(小)の時であれば、口に出す(愚痴を言う)っても問題ありません。
ネガティブな感情を心に溜めこむのは、
心を固まらせるだけですから決して良いことではありません。
多少の事であれば、誰かに聞いて貰うのはとても有効な手段だと思っています。
僕も嫌なことがあったら、
誰かに自分の気持ちを分かって欲しいと思い聞いて貰いますしね。
■次に、怒り(中)の場合
先ずは、気持ちを落ち着かせる。
ここで、爆発したら怒りと言う感情の思うつぼで、
自分をコントロール出来なくなってしまいますから要注意です。
その為にするのは、3秒ルール(心を落ち着かせる)なのですが、
これが簡単ではありません。
ですので、その様な状況になったらこう考えて下さい。
「これは自分が生まれて来る前に計画した試練なんだ」と
信じる信じないは別として、
生まれて来る前に自分自身が決めた計画(試練)だと思えば、
矛先が自分に向きますので抑えることができます。
自分で決めたことなのだから、
目の前の人に怒りをぶつけたところで意味がなく、
逆に、この人は嫌な役を演じてくれているんだと思えると、
気持ちをセーブ出来たりするものですので、
是非一度試してみて下さい。
■最後は、怒り(大)の場合ですが、
これに関しては、相手を赦すと言う究極の境地になると思います。
思いますと言うのは、
我を忘れる様な怒りを覚えたことが数回しかなく、
その時は、そのまま爆発させてしまい後悔しか残らなかったからです。
なぜ、赦すことが最大の怒りを抑えることになるのか。
僕なりの考えをお伝えしたいと思います。
先ず、怒りは強ければ強いほどあなたの意識に定着します。
要は、忘れようと思っても忘れられないのです。
仮に一時的に忘れたとしても、
必ず何かのタイミングで思い出してしまう。
思い出したら、当然怒りは再び燃え上がりますので、
憎しみや悲しみに心を支配されてしまい、
自分自身を見失うことになるでしょう。
ですから、赦すしかないと思うのです。
赦すとは、行為を赦すのであって、決してその人を赦すことではありません。
「罪を憎んで人を憎まず」ですね。
そうすることで、
過去に執着することなく未来に向けて進んで行ける
と信じています。
まぁ、そんな状況には決してなりたくありませんし、
もし、そうなった時、相手を赦せるかと言ったら自信はありませんけどね。
■最後にポイント。
怒りの大きさによって対応はことなる。
怒りが小さければ、言葉に出したり、書いたり、意識を変えたりしながら
早く忘れるに限ります。
怒りが中くらいならば、
「自分が生まれて来る前に決めて来た試練なんだ」
と思うことで、受流すことが出来るはずです。
最初は訓練が必要かも知れませんが、
何度か試してみて下さい。
と言っても、
怒りを感じるような出来事に出会わないのが一番ですけれどもね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。