■効率化は、考える力を弱くする。
社会における効率とは、
ある特定の人達だけが、悩み考え出した
生産性の高い方法をマニュアルにしたものであり、
多くの人は、そのマニュアルに従って行動をすること
ではないでしょうか。
少し乱暴な表現ですが、
当たらずといえども遠からず
だと思うのです。
決して効率化が悪いと言っているわけではありません。
効率的に物事をこなすことは、とても大切だと思います。
でも、
マニュアルの中の効率化は、単に人をロボットにしている
そんな気がしてならないのです。
■こんな話しをご存知でしょうか?
昔、東北地方のある小学校で、
教師が児童に次の質問をしました。
「雪がとけたら何になる?」
ほとんどの子ともが、「水になる」と答えたそうですが、
1人だけ違う答えを言ったそうです。
その答えとは、
「春になる」
「雪がとけたら春になる」
なんとも、季節感に溢れ感性豊かな答えですよね。
ところが、教師はその答えに × を出したそうです。
同じ質問を、幼稚園児にしたところ逆に「春になる」
と答えた子の方が多く、
他にもこんな答えが返ってきたそうです。
「雪がとけたら、ぬかるみになる」
「雪がとけたら、寂しくなる」
「雪がとけたら、お父さんの仕事が忙しくなる」
「雪がとけたら、雪合戦ができなくなる」
先に話しをした小学校の教師は、
ある意味効率化を求められ、マニュアルに沿った行動を
とってしまったのかも知れません。
■要は、
人は、感じて動くものであり、
マニュアルで動くのは、ロボットだということです。
確かに、仕事の効率を上げる為には、
マニュアルは不可欠だと思います。
でも、
人を教育する上では、不必要なものだと思うのです。
効率化は、すぐに成果を求められますから、
仕事だと直ぐに成果を出せるでしょう。
人を育てる上で、いくら効率化を進めても
直ぐにその成果は出て来ません。
逆に、非効率へと進んで行くのかも。。。
ですから、
将来効率良く考え行動できるようにする為に、
非効率が大切だと思うのです。
非効率の中で、感性を磨き
非効率の中から、多くを感じ
非効率の中に、効率を見いだす
悩み苦しんでこそ、人生ですし
悩み苦しむからこそ、楽しみも大きくなる。
これらは、
教えられるものではく体感することだと思うし、
決して効率的に教えることではない。
なぜなら、
効率の要素に感動は含まれていない
と思うし、思いたいから。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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No.1355