■身の回りに起こる出来事に対して人は、
良かったとか悪かったとか
そこに意味を持たせたがりますが、
そこには良いも悪いもなく、
全てニュートラルな事象だと思うのです。
要は、自分自身に起きる出来事には意味など無く、
そこに意味を持たせるのは自分自身であり、
考え方一つで、いかようにも感じることが出来る
と言うことです。
■人間は感情で動く動物ですから、
必ずそこに意味を見いだしますし、
そうして来たことが、繁栄への道標に繋がって来たのかも知れません。
人が知識を持ち始めた当初、
自らがコントロール出来ない自然現象に対して
喜びを表現したり、怒りを鎮めたりすることで、
一体感を見いだして来たことにより、
より一層、
個々人が身の回りに起こる出来事にたいして敏感になり、
その一つ一つに、意味を持たせてきたのかも知れません。
■では、なぜ意味を持たせる必要があったのか。
その根源には、死に対する恐怖があると思うのです。
死と言っても、
肉体が朽ちることよりも、
精神的なダメージの方が大きく関係しているのでしょう。
体が衰えると言うことは、結局のところ
今まで出来ていたことが出来なくなることですから、
それは、命が尽きること以上に辛いことなのかも知れません。
■全ての出来事は、ニュートラルなことなのですが、
常に、良いとか悪いとかを感じることによって、
死に対する恐怖と戦って来ましたし、
これからも戦い続けるのでしょうね。
そう考えると、
AIがどんなに進歩したとしても、
死と言う概念が分からなければ、
AIが人間を理解することなど出来ないのかも知れません。
死と言うものは、とても奥が深い聖域です。
人間が一生のうちで、
意図的に経験出来ない唯一のことが、
”死”なのですからね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
NO.2603
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