■とかくこの世は、歯車がうまくかみ合わないことが
多いような気がしませんか?
ほんの少しだけピッチが違うだけなのかも知れませ
ん。
または、ほんの少し回るスピードが違うのかも知れ
ません。
■ここで、人生と言う大きな歯車を想像して見てくだ
さい。
二つの大きな歯車が出会ったとします。
でも、その歯車はほんの少し間隔が違う歯車。
最初は、ほんの少しの違いだからかみ合っていま
した。
それが、時間が経つにつれちょっとした違いのために
徐々にかみ合わなくなってくる。
噛み合わないの仕方のないこと。
だって、2つの歯車は、別々のところで作られたので
すから。
でも、そのほんの少しの違いを埋めるのが、「あそび」
や「ゆとり」そして「趣味や嗜好などの潤滑油」なのかも
しれません。
■そして、長年動いているとお互いの歯車のスピード
が若干ずれてきたりします。
人生の歯車って、どちらかが動くから相手が動くという
ものではありません。
お互いがそれぞれ意志をもって動いている。
時に右に回ったり
時に左に回ったり
時に遅く
時に早く
そんな時、大切なのが相手に合わせること。
そう、思いやりの気持ちを持つことなのでしょうね。
■回転方向を合わせたり、スピードを合わせることが
苦手なひとは、一人歯車を回すのもいいのかも知れ
ません。
沢山の歯車の中から、たまたま選び選ばれた歯車。
上手く噛み合わないときは、別の歯車を探すのも
また、一つの手段なのかも知れません。
どちらにしても、独りでは生きていけない世の中。
仕事をしていても、うまく噛み合わない歯車は沢山
あると思いますが、それもまた人生。
周りに合わせる。
時に自分が中心になって他の歯車を回転させる。
そうやって、世の中は動いているのでしょう。
共に生きるとはそういうものなのかも知れません。
2012年3月9日 No.629