毎年刊行されている、アニコム家庭どうぶつ白書
内容の引用を特に制限しない形で公表されているので、ニュースやメーカーの製品開発など幅広く利用されています
2010年からのバックナンバーが閲覧できますので、以前との差異を確認して考察してみたりするのもよろしいかと思います
普段からお客様とお話しをする時のために、暇があれば読むんですが、頂いたばかりの2023年版の冊子に気になる項目が…
それは飼育頭数が最も多い、あの犬種
そう…トイ・プードルです
白書には、一定の加入頭数のある犬種・猫種の保険の利用履歴から疾病等の種別の傾向を発表しているんです
ん…糖尿病
プードルって、あまり疾患が他の犬に比べて多いって印象が少ない…病気な子が少なくないのは、飼育頭数が他の犬種の数倍だから
いつから?って慌ててバックナンバー読み返して、さらにびっくり
2020年版の白書には、糖尿病がない
やっぱりそうだよなぁ…じゃあいつから…
2021年版の2位で登場していました
2022年版で1位になってました
見づらいと思いますから、ざっくりまとめると…
2021年には2位で登場すると、750頭→948頭→1149頭と増加し、請求割合も0.6%→0.7%→0.8%と増加して、他の犬種の2倍も発症率が高い病気になっている
加入している頭数は期間内だいたい1万頭ずつ増えてますから、頭数は増えているけど…
これ以上の内容は白書を作ったアニコムさんに聞いてみないと分からない
思い込みだけで書いてしまうとマズいし、仮説を立てて当店の担当さんから、白書を扱う部署の方に質問をしてみました
次回はその回答を踏まえて、お話しをしたいと思います
この話、プードルさんだけの問題じゃありません