ご丁寧なご説明をいただき、誠にありがとうございます。
1937年12月16日付『朝鮮日報』の記事をご確認いただき、また掲載されている氏名をご教示くださり、心より感謝申し上げます。ご指摘のとおり、実際には補欠登録や不出走であった可能性があるという点は、今後の調査において大変参考になります。
なお、私の方でも、大韓民国国立中央図書館よりご案内いただいた韓国新聞データベースにて、挙げていただいた各選手名およびその表記揺れを検索いたしましたが、現在のところ該当する記事は確認できておりません。
つきましては、1937年の記事のように、当時の箱根駅伝出場予定者の氏名が掲載されている類似の記事を、ほかにご覧になったことがございますでしょうか。もし他にも参考となる記事や資料がございましたら、ぜひご教示いただけますと幸甚に存じます。
また、当時の朝鮮語新聞記事の性質についてのご見解も大変貴重であり、公式発表ではなく在京留学生団体等からの情報に基づいている可能性が高いとのご指摘は、史料批判の観点からも重要であると感じております。
創氏改名前の時期であることから、姓は比較的そのままである可能性が高い一方、名の漢字には異体字等の揺れが考えられる点も踏まえ、今後も「李」「金」「朴」などの姓を中心に幅広く検索を続けてまいります。また、台湾出身選手との判別にも十分注意しながら整理していく所存です。
引き続きご指導・ご助言を賜れましたら幸いに存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。
>hakonerespさん
ご連絡ありがとうございます。
お問い合わせの件ですが、私が確認できた範囲では、具体的な氏名がまとまって掲載されているのは『朝鮮日報』1937年12月16日付の記事のみです。
当該記事に掲載されている
呂鴻九、黄約翰、白善基、金尚玉、金道鎮、金成元、朴鍍采、崔君灝、金鐘文、柳錫宸、李熙台、金秉道、李尚燮、金三植、崔景海、朴英洙、柳奎明
といった名前を、公式記録サイトで検索し、該当する記録が確認できない場合は、実際には出走しなかった(補欠登録・不出走等)可能性が高いと思われます。
この時期の朝鮮語の新聞の場合、東京発のこうした記事は、大会運営側からの正式発表というより、東京の留学生団体等からの情報(非公式情報)に基づいている可能性が高いです。そのため、記載漏れや誤り、あるいは「願望」の混入などがあったとしても不思議ではありません。
第19回大会は創氏改名前の時期ですので姓はほぼそのままと考えられますが、名の漢字については異体字等の揺れがあり得ます。したがって、「李」「金」「朴」などの姓を用いて広めに検索して確認する方法が有効です。
すでにご承知だと思いますが、私も下記のサイトで検索してみました。
https://www.hakone-ekiden.jp/record/
このサイト上で朝鮮系の姓を入力して検索し、整理していくのも一案と思います。
ただし、台湾出身選手には一字姓もあるため、判別が難しいケースもあり注意が必要です。
韓国および台湾出身で箱根駅伝に出場した選手について、これほど貴重で意義深いホームページを作成されていることに、心より敬意を表します。これまでに多くの時間と労力をかけて調査・整理され、その成果を公開してくださっていることに、深く感謝申し上げます。
早速ですが、いくつかお伺いしてもよろしいでしょうか。
特に、第19回箱根駅伝における朝鮮出身選手に関する新聞記事は、どのような経緯で見つけられたものなのでしょうか。記事中に記載されている6名のうち、最終成績には名前が見当たらない選手がおり、補欠登録だった可能性があるのではないかと考えております。
私自身も、韓国国立図書館が提供しているデジタル新聞などを用いて戦前の資料を調査してみましたが、残念ながら関連する記事を見つけることができておりません。現在、私の研究では、箱根駅伝出場経験者について、出身地や出身高校をできる限り明らかにすることを目的としており、その内容は私のホームページ(hakonerespect.moo.jp)にも掲載しております 。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ご教示いただけましたら幸いです。
改めまして、貴重なご研究とご活動に深く感謝申し上げます。
Re:無題
>hakonerespさん
本ブログ記事は、新聞(日本語・朝鮮語)記事をもとに執筆しています。
ただし、新聞記事は実際に出走した選手の情報が中心であるため、補欠として登録されながら出走しなかった選手や、負傷等により走れなかった選手がいた可能性はあります。現時点では、第21回以前の箱根駅伝で朝鮮人ランナーが補欠として登録されていた例は、確認できていません。
なお、補欠登録などの詳細は各チームの内部資料に残っている可能性もありますが、この時期まで遡って確認するのは難しそうです。
箱根駅伝について調査を行っております。第21回以前の箱根駅伝において、朝鮮人ランナーが補欠として登録されていた例はありますでしょうか。
ご指摘、ありがとうございます。
早速、一覧表を修正してコメントを入れます。
あの当時、朝鮮だけでなく台湾のアスリートの活躍ぶりも興味深いですね。
また、よろしくお願いします。
突然のコメントすみません。日本統治時代の朝鮮の長距離選手に関して、とても勉強になりました。記事の中で、早稲田の林和引、東農大の陳水能が朝鮮選手として、カウントされているのですが、彼らは台湾選手になります。差し出がましいのですが、訂正をおねがい致します。
朝鮮出身で箱根駅伝出走者に関しては、人数も多いので資料もそれなりにあるのですが、台湾出身者は少なく、資料もほとんどないので、知られていないのが現状です。
あとこれは裏付けがあるわけではないのですが、拓殖大学の林英香も台湾出身ではないかと睨んでいます。というのも拓殖大学はもともと台湾協会という組織が作った大学になるので。この部分に関しては、私も現在資料を探し中になります。
最後になりますが、これからも勉強させてください。