黒猫の非日常~攫い方~14 | アラシックな日常Ⅱ~嵐*大宮白書~

アラシックな日常Ⅱ~嵐*大宮白書~

こちらは『アラシックな日常』(にのたん)の移転先です


主に腐小説、相方おーのたんとの日常を書いています


妄想小説は大宮メインです。その他櫻葉、にのあい、櫻宮などなど


※時々アニメ、声優さん関連記事あり

何なんだよ……いきなり拉致されてこんな所に監禁されて……



リーダーも一緒ってことが不幸中の幸い



でも……マタタビ焚かれて1日中頭がボーっとしてる……



頭に浮かぶのは心配そうな翔ちゃんの顔……



翔ちゃん……大丈夫かな……シッカリしてるようで実は寂しがり屋なんだよ



早く帰っていっぱい抱き締めてあげたいなぁ



翔ちゃんの顔を思い浮かべたら身体が火照ってきた



ヤバい…これってマタタビのせい?



『……ンッ………翔ちゃんっ……』



ダメだ、ダメだっ……こんなとこで何やってんだよっ



懸命に身体の芯から沸き上がる欲情を気力で押さえ付ける



『……ハァ……ハァ……クソッ……』



「ククッ………美しい………黒豹の悶える姿は想像以上だ……」



不意に頭上から聞こえて来た声にハッと正気に戻り見上げた



見知らぬ初老の男がニヤニヤしながら俺を見下ろしていた
















『………あんた……誰だよ?』