ドリー・ファンクJrの引退試合が行われましたね。
武藤社長の代になっても、馳選手をはじめ多くのレスラーの引退試合を
きちんとやってくれるので、最近は全日本が一番好きな団体です。
昨日の引退試合では、ドリーは渕を相手にスピニング・トーホールドを披露。
渕はたまらずタップしたそうです。
むかし、ドリーのスピニングトーホールドを
「終わらない回転運動」と形容したアナウンサー氏がいました。
うまいこと言うもんですね。
相手の軸足を基点に回転し続けるドリーを見ては
そのドリーのスピニング・トーホールドに、
終わらないプロレスの熱に、
終わりなんてこないのだと、
我々ファンは願っていたものです。
全盛期のドリーを取り囲んでいた
ハンセンもテリーも馬場も鶴田も、ブッチャーもいなくなりました。
おっと、ブッチャーはまだ健在のようですね。
けれど
スピニングトーホールドが回っていない間にも
時間はしっかりと回っているのですね。
関節技であるにも関わらず
技をかけた本人も激しく動く、という関節技は
ザッと思い返しても「スピニング・トーホールド」ぐらいしか見当たりません。
天井を目指し、空中をユラユラとさまよう技をかけられた相手レスラーの両手。
このムーヴは、苦しみと痛みを観客へと伝える大切な動きでもありました。
足四の字もそうですが、関節技であるにも関わらず
相手レスラーの両手の自由がきく。これは、大切なことかもしれません。
相手レスラーの表情も動きもわからず、いきなりタップされたんじゃ
堪ったものではありません。
それにしても
なんてプロレス的な技!
さよなら、ドリー。