栗林公園パート2 | キャンドルショップオーナーのつぶやき

栗林公園パート2

 

さてさて旧日暮亭をあとして向かった先にあったのは・・・

 

うん?えっ!・・・滝があるではないですか・・栗林公園に滝とは・・・

 

桶樋(おけどい)の滝

 

紫雲山の中腹に桶をおいて、そこまで人力で運び水をため、藩主がここを散策する時に

 

流したことから桶樋の滝と言うそうです。今はもちろんポンプで吸い上げて流しているとのこと

 

水の少ない讃岐では贅沢な趣向だったでしょうね・・

 

このあたりまで来て、ガイドさんに質問・・・「栗の木を見かけませんが、なんで栗林公園?」

 

実は栗の木は一杯あったのですが、カモ猟の邪魔になると当時の藩主が伐採させたとか・・

 

当時のカモ猟は弓と銃とかじゃなくアヒルを泳がせて近づいてきた鴨を網でとっていたという

 

から、栗の木は邪魔になったんでしょうね・・

 

栗林なのに栗がないとのクレームもあるようで、今は何本か植わっているようです。

 

滝後にしばらく歩くと大きなソテツに遭遇・・・なんとも違和感のある巨大なソテツ群

 

江戸時代に薩摩藩の島津家から贈られたというソテツ群は圧巻です。

 

そこからちょっと奥まったところにあるのがこちら・・・

 

 

ちょっと記憶があいまいですが、奥の石組みがあるところは室町時代に既にこの地に

 

豪族が住んでいたとか・・・・こここそが栗林公園の発祥の地と言われているところだ

 

そうです。

 

そして次は栗林公園の中でも最も有名なところ・・・掬月亭

 

 

 

素晴らしい大茶屋ですが、さすがに観光客の方も多く、静かに遠くから眺めた方が

 

いいかなとその場を離れました。

 

 

 

 

 

ちょっと離れて紫雲山を背景に南湖にたたずむ掬月亭はやっぱり絵になりますね・・・

 

そして南湖にかかる太鼓橋の前に見つけたのがこちら

 

ガイドさんの説明によるともみじも桜もここ栗林公園の木が香川県の紅葉、開花の

 

前線の基準になってるそうです・・・

 

いよいよクライマックス・・・

 

飛来峰・・・参勤交代で江戸住まいが多い藩主が、讃岐に残した奥方などのために

 

観ることがないであろう富士山を模して作ったそうです。

 

ここの頂上からの眺めが最高らしい・・・

 

ただその前に、この栗林公園の源があるというので寄り道・・・

 

 

吹上の名の通り昔はここの湧水が栗林公園のすべての水の源だったそうです・・・・

 

そこから飛来峰に上ります。

 

ワオー!ここからの眺めは最高です。

 

 

最後に、この素晴らしい公園を今も守り続けている方々に・・・そしてこの公園を造り出した

 

わが故郷の先人たちに感謝です。