上から目線・・・
アパレル時代、入社以後どちらかというと順風満帆に過ごし、怖いものなしという感じでした。
そんな中、婦人服の新事業への配属が決まりました。
当時、婦人服にはこの人有りとマーチャンダイジングでは取引先からも一目を置かれ
数々のブランド成功に導いた方と二人でスタートすることに・・・・
それまで本社で紳士服で築き上げてきた自信があったので、なんとかなると思っていたのですが・・・
そんな自信は初日に崩れ去りました・・・アパレルという同じ業界なのにメンズとレディースでは
こんなに違うのか・・・・
何をやっても叱られ、今で言うパワーハラスメントの繰り返し・・・
嫌で嫌でたまらない日が続く・・・・その上、このあと参画した企画部長の方からも、厳しいお言葉が・・
悶々とした日々が続く中、ある日縫製工場への出張が・・
いわゆるうちが仕事を出してあげている先・・・決してそんなつもりはなかったんですが
発言や態度が上から目線だったのか、何を言っても応じてくれない。
もうやってられないと落ち込んだ日々が続く・・・スタッフもふえ、本社のはえぬきは僕ひとりで
ほかはみんな外部から招聘した人ばかり・・・ますます孤独感が高まる。
そんなとき、当時の本社の経営者から「お前ははえぬき、他の人間はよそ者や。しっかり監視しとけ」と
言われました。
この時気づいたのです。そうか自分の意識の中にはえぬき意識があり、無意識に事業部の他の人達と
自分から壁を作っていたのか・・・・・・どんなにキャリアがあろうが、年配であろうが俺の方が上やねんと
いう意識がどっかにあったんや。
この変なプライドを捨て去ったとき、なぜか急にうまくいくようになりました。
会社という組織だから、買っているという立場だから仕入先とも上下関係は存在します。
でも仕事は決して上下はありません。チームという意識がなければうまくいきません。
晩年、仕事量も減り、ロット的にむつかしくなっても前のままでの工賃で、文句も言わずに
やってくれた工場、生地屋さんには感謝です。
アパレルをさる時、ある工場さんから「気持ちよく仕事ができる人がまたひとりいなくなりますね」
とおっしゃっていただきました。
ありがたかったです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
