親友 | キャンドルショップオーナーのつぶやき

親友

大学時代、一番気の合った友人が一人いました。

彼はバレーボール部、僕はハンドボール部・・・狭い運動場で、となりで練習する毎日。

夜には彼の下宿に行くこともしばしば。

40年前のことですから、CDなどまだない時代。彼がいつも聞かせてくれたのが

伊東ゆかりのLP。大ファンだっったようです。

そんな彼とも就職以来、僕が広島、彼は東京からすぐに南アメリカへ転勤したこともあり

ほとんど会うことがありませんでした。

再び会うことになったのは10年ほど前に、ハンドボール部の先輩たちが作った大学の交流会。

大阪で開かれた交流会で久しぶりに会い、色々話をしましたがどこか疲れた感じが

ありました。

それから何年後かに僕が店を開いた時、すぐに電話で、大阪の親戚に正月に行くから寄るわとい

ってくれました。

ところが彼は来ませんでした。用事が出来たんだろうと思っていたのですが、

それからしばらく経った3月のある日・・・一通のメールが・・・

彼が自宅マンションで孤独死という内容でした・・・

2度の結婚もうまくいかず一人暮らしが長かった彼・・・

最後に電話をもらったとき、大学時代に片想いだった同じクラスの彼女が未だ独身だということ

を繰り返し言っていて、それは大学時代に彼の下宿で聞かされた彼女への想いと全く変わらず、

大学を卒業してから何十年と経ったというのに、彼女のことを想い続けていたのかと

思うと胸が張り裂けるようでした。

そんな彼が下宿で聞かせてくれ、お気に入りだった曲がこちらです。



とても純粋で、気の優しい男でした。大手商社で海外の最前線で頑張っていたのですが、

僕は彼には合わないなあと思っていました。晩年は早期退職し、ようやく自分のペースで

生活できるようになっていたと思っていたんですが・・・

この時期になると彼のことを思い出します。

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