香りとの出会い
以前にもブログに書きましたが、香りに興味を持ち始めてのは、海外出張をするようになってからです。
はじめての英国出張で、初めて泊ったホテルの部屋を開けた瞬間、香ってきたポプリの香り。アメニティーで
置かれていたブランドは覚えていませんがシャンプー、ソープの香り・・・・「うーん 外国の香り」とおもわずつぶ
やきました。
また仕事で会った英国人たちもそれぞれ好みのフレグランスをつけていましたが、ただその当時はまだ自ら
つけようとは思いませんでした。
それから何年かのちの、出張の際、日本のある得意先の方から、フィレンツェへ行くなら、
是非【サンタ・マリア・ノッベラ】で「ノスタルジア」という男性用のオーデコロンが発売されたので
買ってきてくださいと頼まれました。サンタ・マリア・ノッベラの教会は知っていましたが、そんなショップなど
あるとは知らなかったので、教会にお店があるのですかと聞いたら、近所の古い薬局だからすぐわかるはずとの
返事。
フィレンツェ到着の翌日、早速教会に出かけ、そこの方に「フェア リズ オールド ファーマシー?」と
たどたどしい英語で聞くと、ちゃんとした英語で教えてくれました。言われる通り、通り沿いに歩いて行くと
入口らしきものが・・・・あれーこんなにちっぽけなところと思ったのですが、中に入ってびっくり。入口からは
想像のできない大きな部屋、それも素晴らしい内装。思わず「スゲー!」。
早速お目当ての「ノスタルジア」をオーダー。すると店員の女性の方が、一度試してみたらというので手首に
ちょこっとつけてもらいました。
なんという香りでしょう!これがオーデコロンかと思うような刺激臭。まるでガソリン臭。よくよく聞いてみると
香りのイメージはオートレースで、タイヤの焦げる臭いとか車のレザーシートとかガソリンとかが入り混じった
香りだとか・・・・・・自分で使うのではないので、まあいいかと購入しました。
これは特別らしく、そのほかの香りは素晴らしくいい香りのものばかりでした。
ただ、つけてもらったこの「ノスタルジア」の香りが、その日一日中体のまわりに漂い・・・たまりませんでした。
フィレンツェの仕事が終わったあと、ロンドンに向かいました。すでにガソリン臭は消えているはずなのですが
何かつきまとわれているような感覚があり、ロンドンの仕事の合間に、以前のブログでも紹介しました
「ペンハリガン」に直行!脳裏に漂うガソリン臭を消すために、爽やかなオーデコロンを物色しました。
色々試して最後に決めたのが、「クワーカス」(QUERCUS)。
清涼感溢れるライムの柑橘系の香りです。それ以来、このペンハリガンの香りの虜となり、長年愛用させて
頂きました。今は、アロマキャンドルという香りのお仕事なので、あえてつけていませんが、今も
「クワーカス」の香りをつけている人とすれ違ったりすると、思わず振り向いてしまいます。
残念ながら大阪の町には、あまりいませんが・・・・・・・・


