英国の寄り道Ⅷ
寄り道ついでに、今日はヨークシャーからもっと北、スコットランドへ!
首都エディンバラは有名ですね。エディンバラ城を中心に過去と現在がうまく調和された街ですが、
今日はもっと南に下って、スコティッシュボーダー地方を紹介します。
エディンバラから車で暫く走ると、映画「ロブロイ」の原作者でもある文豪サーウォルタースコットの名前がつけら
れたスコッビューという素晴らしい景観楽しめるポイントがあります。
そこから南へ行くと、ツィード川沿いにメルローズ、ドライバラと古い街が続きます。余談ですがイングランド、
スコットランドともに「~バラ」と表現する地名があるのですが、このバラ、英語ではburghと書きます。
英国人に聞くとこれは町という意味だそうです。
ドライバラはDryburghと書きます。発音があってるかどうか心配ですが・・・・・。このドライバラの北の
小高い山に、メルギブソンの映画「ブレイブハート」の主人公ウィリアム・ウォレスの像があります。
11月の寒い、雨模様の日だったのでここを訪れていたのは、私たちだけでしたが、「ウィリアム・ウォレス」は
映画のごとく、「スコットランドはおれたちの国だ!渡すものか!」とイングランド側をにらみつけているよう
でした。
そこから南に下ると今度はホーイックという町に出ます。ここは昔、ホーイックカシミアと呼ばれるほど、
有名なカシミヤニットブランドを生みだした町です。バランタイン、プリングル、ライル&スコットなど日本でも
おなじみのブランドがたくさんありました。町の中にはチェビオット川が流れ、先に紹介しましたツィード川と
いい、アパレルで生地を触っていた人間にはななじみのある生地名が登場します。
英国ブランドの企画を長年やっていた私には、まるで聖地を訪れたような感覚でした。
残念ながら今では多くのブランドが海外に買収され、安い中国製カシミヤに席巻されてしまいました。
ウィリアム・ウォレスのようなブレイブハートをもったスコティッシュが現代社会にいれば・・・・
なんて思いがした昔の出張体験でした。

