弟から娘への不自然な不動産贈与について

 

娘は弟のような精神等の障害が無いのであれば成人しているので自分で判断したとされる

罪に問われることは”恐らくは”ない

 

弟は成年後見人を付けなければならない程なのに手続きをしたとなれば問題になる可能性もあるが

現段階でそうでは無いとなると難しい

 

娘は明らかに病んでいる様子で専門家に診てもらいたいと思ってはいるが

頑固な本人を病院へ連れ出す事ができない

「恐らくは」と言う言葉に少し引っ掛かってはいるが

罪に問われる事は多分無いという解釈をすれば大丈夫なのだろう

 

弟は将来成年後見人を付けるつもりでいたが

今の段階でこの様な事が起こるとは思わなかったので

あくまで将来の事として考えていた

 

母の遺言には二つの事が書いてあった

・家と土地の私の持ち分は次男へ

・預金の残りは葬儀代を引いて次男と孫娘へ半分ずつ

という内容だ

 

私の名前が無いではないかと突込みたくなったが

知恵の足りない弟を溺愛し続けていたので

やはり行く先が不安だったのだろう

私の娘についても「かたわ」という言葉を使っていた程なので

やはりジジイがくっついたままの現状を憂いて不安だったのだろう

 

母の預金について

 

口座の取引履歴を金融機関で調べてみて最後の残高を確認し

ジジイが使い込んだのであれば私は相続人の一人なので請求する権利がある

 

母が亡くなった後ジジイに確認したら

「金は全部施設と病院に払ったから残ってない」と言った

ジジイは見栄を張る事に必死で施設に入所させた母に次々と衣類や塗り絵やDVD等を届けていた

昔からそういう事をする奴だ

人前では良い夫を演じようとする

金の使い方も変なので母の少ない年金が無くなるのは本当なのだろう

それ自体も腹は立つのだが今となってはそんなことはどうでも良い

 

 

それから弁護士は一番聞きたくなかった言葉を口にした

 

ジジイと娘が関係を持っているという懸念はあるか?

 

それを聞いて、妻は泣き出した

 

実は以前、妻が友人に娘の事を相談した時

同じ懸念を指摘され私に訊いてきた事がある

「そんなことはありえない。あったらとっくにジジイを殺してる。」

そう答えると

「それもそうね。」と妻は言ったが、ずっと気にしていたそうだ

 

しかし弁護士に面と向かって言われると

第三者から見るとやはりそう疑わざるを得ないのかと考えてしまった

 

思い返してみると娘が着替えている時に私が通りかかると嫌がる

これは普通の反応だ

しかしジジイが一緒でも平気なのだ

その事を正直に話した

そして

「かなりの違和感はあるが証拠はない。ジジイと娘を離さなければならないというのは亡母も含め親族皆にあったし今もある。前妻と別れた理由の一つでもある。ジジイが娘を離さないので触れさせてももらえないという言い分だった。」

と答えた

 

近親間でそういう事があれば犯罪

事実があればすぐに警察へ

 

証拠などあるはずもない

しかしジジイは若い頃、母の姉と関係を持っていたのだ

それだけではない

会社の女子社員にも次々と…

その事でどれだけ母が泣き続けて来たか…

 

それから弁護士は以下の事を告げた

 

遺伝的に考えて、弟に障害があるという事は娘にもある可能性がある

ジジイにもあるのでは?

精神科医を受診させた方が良い

娘については社会福祉協議会の協力を仰ぎ精神科医や福祉関係で洗脳を解いてもらうべき

未成年であれば手を打つことが出来るが成人でしかも仕事をしているので

職場で何か問題を起こすような事があればそちらから手を打ってもらえるが

それも今の所無いとなると

この異常性を何とか社協に理解してもらって力を貸してもらうしかない

今日の話を聞いた限りでは弁護士の介入は難しい

しかしこの事案に関しては今後更なる問題が起こりそうなので警察との連携が必要になってくる可能性が高い

A事業所については、ジジイの話を鵜呑みにし丸め込まれたのではないか?

 

最後に弁護士はこう言った

 

「僕の目から見たらですね、お二人でいろんな所へ駆けずり回ってやることはやっておられると思うのです。これからはお二人の幸せを考えて下さい。」

 

こうして一時間以上に及ぶ弁護士相談は終わった

 

要は弁護士として金にならない相談、

体の良い断り方をされたもんだと感じた

 

ーーーーーーーーーーーー

 

次回は私がジジイの借金を背負わされた話を書きます