久しぶりに神谷町駅そばの北イタリア料理レストラン ダ オルモに伺いました。

 

10月に、お店のリニューアル工事があり終了直後に伺いました。

 

地下鉄 神谷町駅から徒歩すぐで、坂道にある建物の半地下に入口があります。

 

オープンキッチンのカウンター席とテーブル席があります。事前に席だけ予約しました。

 

メニュー

アラカルトとコースがあります。アラカルトも魅力的ですが、今回はCena(ディナーコース)にワインペアリングでお願いしました。



今回もカウンター席でいただきました。
 

微発泡

カミッロ ドナーティ マルヴァジア セッコ 2018

エミリア ロマーニャ州の造り手。マルヴァジアの微発泡 無濾過。爽やかです。

 

前菜盛り合わせ

3種類の前菜盛り合わせ

 


カマスの炙りカルパッチョ、ムール貝とゆり根のトマトソース、メカジキのカルピオーネ

カマスは皮目を炙ってありますが、身の方はレアでしっとり。ゆり根は和食のイメージですがトマトによく合います。メカジキのカルピオーネもワインによく合います。

 


グリニョリーノ デル モンフェッラート カサレーゼ 2019

ピエモンテ州の造り手。軽めの赤です。

 

前菜

岩手 田村牧場産短角牛のカルネサラータ、スマカファン キャベツのクラウディ

しっとりとしたカルネサラータ、短角牛の赤身の旨みが凝縮されています。

 

スマカファンにキャベツのクラウディが添えられています。スマカファンは蕎麦粉とソーセージ、スパイスなどをパンのように固めてあり、ワインによく合います。キャベツのクラウディもドイツのザワークラフトに似ています。シェフが修行されたトレンティーノ アルト・アディジェ州はドイツ文化圏なので、一般的なイタリア料理と違うのが面白いです。

 

2種類のパン


左のパンはハーブの風味。右はフォカッチャ。



メゾン モーリス クレタ リー バンク プティ アルヴィン 2019


ヴァッレ ダオスタ州の作り手。ブドウは土着品種 プティ アルヴィン。

 

プリモ


北海道産 真鱈の白子とネギのリングイネ

 


真ダチのクリーミーな味に甘味のあるネギがよく合います。

 

カッシーナ ロッカリーニ バルバレスコ ロッカリーニ 2015

ピエモンテ州の造り手。重みもありエレガントな味わいです。

 

プリモ

牛テールとフランス産唐笠茸のスペッツレ

 

スペッツレはドイツ語ではシュペッツレ。すいとんの様なパスタです。ドイツ文化圏のトレンティーノ アルト アディジェの料理です。

 


サン フェレオーロ アウストリ 2012

ピエモンテ州のつくり手。バルベーラ主体の赤でしっかりとした味わい。

 

セコンド

五島産クエの鱗焼き、安中豚の炭火焼き

本来はクエか豚かどちらかを選択するのですが、どちらも食べたかったので両方にしました。

 


カリッと鱗を揚げ焼きにしたクエ。とても旨みがあります。

 

炭火で焼いた安中豚。野菜もたっぷりで満足のセコンドです。

 

ラディコン メルロー 2001

秘蔵のワインを開けていただきました。

 


フリウリ州の巨匠 ラディコン。ヴィンテージは2001年。20年前の赤です。

 

フロマージュ

ペコリーノロマーノ、ゴルゴンゾーラ、スカモルツァ アフミカータ、ドライフルーツ

 

追加でチーズにラディコン メルロー2001を合わせていただきました。さすがの味わいです。

 

食後酒

パーチナ ラ ソルプレーザ 2010

トスカーナ州の造り手。極甘口に仕上がった驚きの食後酒。

 

ドルチェ

リンツェルタルト、栗のセミフレッド キャラメルのソース

 

どちらも秋にぴったりです。

 

カッフェ

最後はエスプレッソ。楽しいひと時をありがとうございました。また、伺います。


ダ オルモ
東京都港区虎ノ門5-3-9 ゼルコーパ5-101
ランチ  火~金曜日 11:30~14:00
ディナー 月~土曜日 18:00~23:00
定休日 日・祝祭日

(参考)

お店のホームページ

 

ランチ 菊のスパゲッティ、ミートソースのポレンタ
自然派ワインとトレンティーノ・アルトアディジェの郷土料理を