平川市で会議があったので、ランチは久しぶりに津軽百年食堂の一つ、平川市尾上の大十食堂に伺いました。
明治33年にそば・うどんの店として、当時の馬車の停車場近くに創業し、今年で120年になります。現在の店主は4代目。店の前と近くに駐車場があります。
店内は、明るい雰囲気で、カウンターが6席と、小さめの4人掛けテーブル席が3卓、小上がりは4人掛けが5卓あります。水または冷たい茶がセルフサービスです。禁煙になり嬉しいです。
メニュー
現在のメニュートップは昭和23年(1948年)に提供を開始した中華そば。それから10年後の昭和33年(1958年)に提供を開始した焼きそばがお店の人気メニューの双璧です。丼物やカレー、オムライス、定食もあります。
セットメニュー
中華そばと焼きそばが両方食べたくなった時に嬉しいのが裏面にあるセットメニュー。焼きそば、中華そばのハーフサイズにおにぎりが付くAセット。中華そば又は焼きそばのフルサイズにミニサイズの中華そば又は焼きそばをプラス200円で付けることができるBセット。
今回は焼きそばにミニ中華そばのBセットをいただきました。
麺好きにはたまらない夢の様なセットメニューです。
焼きそば
この辺りの食堂の焼きそばの麺は太くて不規則な縮れがある手揉み麺を使用されているお店が多いです。昭和33年から提供している大十食堂の焼きそばはそのルーツかもしれません。
ミニ中華そば
昭和23年に中華そばを提供した時には焼き干しを使用されていたようですが、今は煮干しを炒って香ばしさを加えた炒った煮干し、動物系の清湯スープです。チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギがトッピングされています。味が濃くないので焼きそばのスープとしてもちょうど良いです。
自家製の極太手揉み麺に甘辛なソースがよく合います。豚肉と玉ねぎがたっぷり入っています。
中華そばの麺も自家製で中平打ち縮れ麺です。繊細なスープによく合います。
ついつい同じメニューを食べてしまいがちですが、カレーや丼物も食べてみたいです。創業120周年おめでとうございます!
大十食堂
平川市尾上栄松19-1
11:00~16:00頃
月曜定休(祝日の場合は火曜休)
(参考)