仙台市青葉区本町の東北電力本社ビルの隣の建物の2階に、夜のおまかせが安くて話題の江戸前寿司店「すし花一寿美」があります。
以前近くのラーメン店に行ったことがあり場所はすぐにわかりました。
この階段を昇ったところにお店の入口があります。
11:30からランチ営業が始まりますが、既に常連さんが数名入店されていました。
L字型のカウンターの細長い店内。日本酒は野球をイメージしたボードに掲示されています。店主さんこだわりの地酒がラインナップされています。
このランチも2月末までで終了になります。今後は夜営業に集中されるそうです。
江戸前のおまかせにこだわったお店です。
日本酒以外のドリンクメニューもあります。
カウンターの奥の席でいただきます。
食前酢
アペリティブならぬ爽やかなりんご酢です。
粗の味噌汁
たっぷりのあおさと魚の肝や粗がたっぷり入っています。
赤酢舎利の手巻き
最初は手巻きから。山葵と海苔で赤酢の舎利を味わいます。赤酢好きには嬉しいです。
ホシガレイ
鮃より稀少なホシガレイ。北の方で漁獲されるマツカワはホシガレイに似ていて北海道や青森でも漁獲されるので何度も食べたことがありますが、ホシガレイは希少でとても美味しいです。煮きりが刷毛で付けられているので、そのまま味わいます。
中トロ
こちらは赤酢の舎利です。味のバランスも良いです。
赤身
こちらも赤酢です。赤酢と赤身で真っ赤ですね。
蒸し海老
小ぶりな海老ですがしっかり仕事をされています。
アイナメ雲丹載せ
こちらは塩でいただきます。アイナメは青森ではアブラメと呼び食べる機会もありますが、寿司ネタとして食べる機会はあまりありません。ウニとよく合います。
小肌
柚子の皮をおろして仕上げた小肌です。少し酢が強めで、赤酢の舎利に合わせます。
鰤
鰤は炙りです。脂がのっているので炙った方が好みです。
〆鯖
美しい色です。小肌は赤舎利でしたが、こちらは白舎利。胡麻がアクセントになっています。
いくら
軍艦のイクラです。いくらにもしっかり味があります。
白魚
この時期は生の白魚をいただくことができます。青森の小川原湖産のものを数年前に食べて以来です。
煮穴子
温かい状態で提供されます。柔らかでつめの味も好みです。
玉子
ふわふわと甘く、カステラのような食感で江戸前らしい玉子焼きです。
伯楽星 特別純米
冷でいただきました。
酒蔵を回られたりお酒にもこだわっているお店なので、全国のお酒がありますが、宮城県大崎市の伯楽星をいただきました。フレッシュな味わいです。
奈良漬
サービスしていただきました。伯楽星によく合います。
つぶ焼き
こちらもサービスしていただきました。青森では似て食べることが多いつぶです、モスソガイが正式和名です。仙台のあたりではアワビツブと呼ぶそうです。
10貫のはずがいろいろサービスしていただきました。店主さんもとてもよい方で、カジュアルにおまかせの江戸前寿司を味わうことができる素敵なお店です。次回は夜のおまかせをいただきたいです。ごちそうさまでした。
すし花一寿美
仙台市青葉区本町1-9-23 BFEビル2階
11:30~14:00 (13:30L.O.) (昼営業は2月末までで終了、以降は2名以上の完全予約制へ)
17:00~23:00頃 (最終入店22:00)
日曜定休、祝日不定休
(参考)