溜池交差点からすぐの小路にあるこちらのお店。

 
先月のとある雨上がりの夜に訪問しました。


アラカルトも楽しむことができましたが、今回はあらかじめ、Cena(夜のコース料理)を予約していたので、同行者を待つ間、ドリンクメニューを眺めます。このほかにワインリストもあります。


今回は、グラスでいろいろなワインを飲むことにしました。シックなインテリアの店内。

 
同行者が到着したので、1杯目に泡を飲むことにしました。

スプマンテ
 
Le Barbaterre l’Orlando Metodo Crassico 2007 レ バルバテッレ ロルランド メトード クラシコ


エミリア・ロマーニャ州の造り手。ピノネロ100%、瓶内二次発酵。キレと独特の深みを感じる辛口のスプマンテ。

自家製パン

胡麻入りの細いグリッシーニ、フォカッチャ、ハードタイプのパン

本日のオリーブオイル

トスカーナ州 イル・レッチェート エクストラヴァージンオイル
非常に高品質なオリーブオイルです。

冷たい前菜
 
北海道産メバル、ばってん茄子、京都産白人参、ボッタルガのインサラータ、クレソンのソースとメバルの肝ソース
温かいメバルを冷たいサラダと合わせた爽やかな一皿。



Kante eXtro 3 VdT
フリウリ州の白。有名な造り手ですが、こちらは規格外・特別という名のNVワイン。

無濾過の濁りの白をよく振って飲むのという、まさに自由なワイン。

温かい前菜
 
穴子とジャガイモのベニエ、九条ネギのフリット、山椒風味のソース
ふっくらとしたベニエ。京都の九条ネギと山椒。まさにイタリアと和の融合です。

ロゼではなく白をもう1杯

Dario Princic pinot grigio 2006 IGT
フリウリ州のワイン。色はロザートですが、こちらも白ワインです。


独特の醸造方法により、色は赤身を帯びています。
料理にもぴったり。さすがです。

プリモ

自家製ピーチ、長野産乳飲み仔牛、賀茂茄子のラグー、サマートリュフ乗せ


ピーチは卵を使わないうどんの様な強いコシがあるパスタ。ウンブリチェッリにもよく似ています。
こちらも京野菜がイタリア料理に融合し、ワインにもよく合います。

ここで赤
 
a-iuto! ROSSO トリンケーロ VdT
こちらは、ピエモンテ州のワイン。青森のAL CENTROでもおなじみのヴィナイオータさんがご子息の名前ににちなんで発売したワイン。造り手はトリンケーロ。ぶどうはバルベーラ。ヴィーニャ デル ノーチェと同じです。バルベーラ好きにはたまらないワインです。

セコンド
 
淡路産猪豚の低温アッロースト、万願寺唐辛子、リコッタチーズ、蕪、ラディッキオ
素晴らしい火入れです。野菜との相性も絶妙です。

赤をもう1杯
 
BARVERA D'ALBA SAN LORENZO 2007 Bartolo Mascarello D.O.C
こちらもピエモンテ州のバルベーラ。バルトロ・マスカレッロが書いたイラストのエチケットもお洒落です。こちらも料理にぴったりです。

ドルチェ

ティラミス
和三盆も添えられていて京都も感じます。ドルチェ氏こと府金シェフのドルチェ、堪能しました。

カッフェ

エスプレッソ
付け合わせはビスコッティ。エスプレッソには砂糖をたっぷり入れて。

食後酒
 
バローロ キナート

 
ピエモンテ州のバローロを原料としたリキュール。香草の香りが造り手によって異なります。
ゆっくりと料理、自然派ワイン、ドルチェそして食後酒まで楽しませていただきありがとうございました。
シェフご夫妻、また青森にもいらしてくださいね。


Kyoya Cucina Italiana
東京都港区赤坂1-9-28
Lunch 月~金 
11:30~14:30(Lo 14:00)
Dinner 月~金,土 
18:00~23:00(Lo 22:00)
日・祝定休

(参考)
お店のホームページ
シェフのブログ
シェフの旧ブログ