すぐにイライラしてしまう。

些細なことで怒ってしまう。

自分でもコントロールできない怒り。

実は、怒りの裏には別の感情が隠れています。

怒りは「二次感情」なのです。

■怒りとは何か

怒りは、実は防衛反応です。

本当の感情を隠すための仮面のようなものです。

心理学では、怒りの裏には必ず「一次感情」があると言われています。

一次感情とは、悲しみ、寂しさ、不安、恐怖、傷つき、などです。

これらの感情を感じたくないとき、人は怒りに変換します。

なぜなら、怒りの方が「強い自分」を演じられるからです。

悲しみを認めると、弱い自分を認めることになる。

だから、悲しみを怒りに変えて、自分を守ろうとするのです。

■怒りの奥にある本当の気持ち

夫が家事を手伝わないことに怒っているとき。

本当は「私のことを気にかけてくれない」という寂しさがあります。

子どもが言うことを聞かないことに怒っているとき。

本当は「私の子育ては間違っているのではないか」という不安があります。

友人の何気ない一言に怒ったとき。

本当は「自分が否定された」という傷つきがあります。

怒りの裏には、必ず一次感情があるのです。

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■怒りとの付き合い方

怒りを感じたとき、まず立ち止まって自問してみてください。

「この怒りの裏には、どんな感情があるのか?」

「本当は何が悲しいのか?」

「何を恐れているのか?」

一次感情に気づくことができれば、怒りは自然と和らぎます。

そして、相手に伝えるときも変わります。

「家事を手伝わないなんて最低!」ではなく。

「私は一人で家事をしていると、寂しい気持ちになる」と伝えられるようになります。

これが、健全なコミュニケーションです。

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