ニュースでも目にした人は多いと思いますが、
小学校の卒業文集で、本田が書いていたものがすごいです。
以下、紹介します。

■本田圭佑

ぼくは大人になったら、
世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。

Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれて
ヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。


ちなみに、イチローの卒業文集もすごい。

■『夢』 鈴木 一朗

僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには中学、高校と全国大会に出て
活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才では半年くらいやっていましたが、
3年生の時から今までは365日中360日は
激しい練習をやっています。

だから、一週間中で友達と遊べる時間は5、6時間です。

そんなに練習をやっているのだから、
必ずプロ野球選手になると思います。
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。
ドラフト一位で契約金は一億円以上が目標です。
僕が自信のあるのは投手か打撃です。

中略

そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って
応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。

本田圭佑も、イチローも、たかだか12歳で、これだけ明確な目標を持てるって、
ただただすごいとしか思えませんね。
だから「目標が大事だ、みんな、大きな目標を持とう!」
というつもりはありません。
スポーツでの成功が、すべてに当てはまるわけではありませんし。

それどころか、「スポーツの弊害」というものがあると思います。
「努力をすれば報われる」もその一つ。

技術を磨くことで、スキルが上がり、他人よりも抜きんでることで、勝利につながる。
という考え方は、職人気質が必要な仕事には向いているでしょう。
でも、コミュニケーション力が大きな影響を与える仕事には、ちょっと違うとおもうんです。

こんな相談を受けることがあります。
「私はこんなに頑張ってるのに、認めてもらえない」

努力さえすれば、誰もが成功できるなら、
目標達成をあきらめてしまう人はいなくなります。

目標を明確にして、
頑張って努力しても、
達成できるかどうかわからない。

だからあきらめてしまう人がほとんどです。

そもそも、努力しているというのは、
自分の価値観です。

「休まずにがんばってる」とか、
「いつも誰よりも遅くまで残業をしている」

その行為が、「結果が出ていない」ことに対しての
単なる言い訳づくりかもしれません。


「努力をしていると思っている時点で、 自分の軸から外れている」
と思うのです。

成功している人に
「なぜそこまで努力できたんですか?」
と質問すると、

「苦労だとか、努力だとか、思ったことがない」
と答える人は多いものです。

「モチベーションを上げなきゃ」
なんていうのも、自分の中心からズレていることだから、
無理やりのヤル気が必要なだけです。

人はそれぞれにタイプが違います。

目標を決めて達成することに喜びを感じる人。
そういった人を応援することで喜びを感じる人。
人から承認されることで、喜びを感じる人。
さまざまです。

人それぞれのタイミングがありますから、
目標を無理に立てる必要はないでしょう。
大事なのは、自分の中心を知ることです。

もちろん「エベレストに登るぞ!」と決めた人しか、
エベレストに登ることはない。
それは確かです。

「自分の軸がこれだ!」
というものがあるなら、
できるだけ大きな目標を立てた方が、
可能性が広がるのは、間違いなさそうです。

目標はなんだろう?
何がやりたいんだろう?
私自身、いつも悩んでました。

自分のことは、自分が一番わからないものです。
そんな人は、ぜひご相談ください。

PS
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