もっと自分に自信を持ちたい、

そのように思ったときは、
まずは「姿勢」から変えてみませんか?


 

マドリッド自治州大学の心理学者ブリニョール博士らが行った
「姿勢が自己評価に与える影響」の実験があります。


博士は71人の学生たちにアンケートを取りました。


「将来プロとして仕事をするにあたって、
自分の良いところと悪いところを書き出してください」
というものです。


これを、背筋を伸ばして座った姿勢、
あるいは猫のように背中を丸めて座った姿勢で、
それぞれ書き出してもらいます。



面白いことに、
背筋を伸ばした姿勢で書いた内容については、
丸めた姿勢で書いた内容よりも、
確信度が高かった、というのです。


つまり、自分の書いたことについて
「確かにそう思う」と、より強く信じていることが分かったのです 。



ちなみに、書かれる内容やリストアップされた項目数については、
どちらの姿勢でも差はなかったそうです。


つまり姿勢を正すことは、
自己評価の内容そのものは変わらないものの、
自分の出した答案に
「どれほど自信を持てるか」
という度合いが変化するというわけです。


 


内面の状態を変えるには、
まずは見た目から、というのは、
実はとても大切です。



背筋をピンと伸ばすだけで、
自分への自信が少しでも高まるならば、
今すぐ曲がった背筋を正してみませんか?



自分に自信が無いときほど、
人間は下を向き、背筋も丸くなりがちです。



そういうときにこそ、
意識して姿勢を正してみるべきだと
いうことですね。