・話が続かない
・話が盛り上がらない


そんな場合は、
「話を広げる3つの質問」を知っておくと
便利です。


 

①チャンクダウン質問

「〇〇さんは、どのようなお仕事をされているのですか?」

「研修や、経営コンサルタントの仕事をしています」

「研修って、具体的にどんなことを?」

「そうですね、営業マンのための研修や、
コミュニケーションを円滑にするためのセミナーをやっています」

「コミュニケーションを円滑にするためのセミナーって、
どういうことをやるんですか?」


 

このように、詳細を深堀していく方法を、
「チャンクダウン」と言います。

「チャンク」とは、「塊」のこと。


話の塊を掘り下げて質問していくのが
「チャンクダウン質問」です。

 

②チャンクアップ質問

「〇○さんがコミュニケーションに関しての
セミナーを行うようになったきっかけって、
なんだったんでしょう?」

「はい、私自身、長年コミュニケーションで悩んでまして。
聞き方の技術を学んで、コミュニケーションが一変して、
人間関係もすごく良くなりました。
そのことを多くの方に伝えたいと思ったんです」

「へえ、すごいですね!
これからはどうなっていきたいと
思ってらっしゃるんでしょう?」

「そうですね。まだまだ人の聞くことの大切さや、
聞き方の技術は多くの人に伝わっていませんからね。
もっと多くの人に知ってもらう必要があると思っています」



チャンクアップ質問は、
上に話を持っていく質問方法です。

目標や、そもそもの目的、意図などを聞きだします。


コーチングでは、目先のことに捉われているクライアントに
そもそもの大きな目標・目的を思い出させるために
使われたりします。


 

③水平チャンク質問


「営業研修やコミュニケーションセミナーの他には、
どんな活動をしていらっしゃるんですか?」

「実は、本も執筆してるんです。
昔から文章を書くのは好きでして。
後、最近力を入れているのは経営コンサルタントの仕事ですかね」



水平チャンク質問は、
「他には?」と、話をヨコに展開していく質問方法です。



連想ゲームのように、
関連した話題に移っていく方法です。

 



大切なのは、この3つの質問を組み合わせて会話すること。



深堀りばかりしていても話題がつきますし、
ヨコに広げてばかりでも盛り上がりません。



・相手が話した話題をチャンクダウンでタテに深堀りする。

・チャンクアップ質問で、目的や目標、意図、考え方を聞く。

・水平チャンク質問で、ヨコに広げる。



このように、自由自在にタテにもヨコに話を広げることができれば、
話題が尽きることはありません。



質問上手は、雑談上手。


使いこなしていってほしいと思います。