目標などを手帳や紙に書くとき、
ついついこんな書き方をしてしまう方が多いようです。
「これ以上太らないようにする」
「遅刻をしないようにする」
「否定的な発言はしない」
このような「~しない」という表現は、
否定表現です。
潜在意識というのは否定表現を理解できません。
つまり、「これ以上太らないようにする」
など、目標を否定表現で書いてしまうと、
「太る」という「望まない結果」のイメージが
潜在意識に刻み付けられることになってしまうわけです。
潜在意識はあなたのイメージした通りの結果をもたらそうとしますから、
痩せてスリムになるどころかどんどん「太る」ことになってしまします。
なので、目標を手帳や紙に書き出すときは、否定表現ではなく、
肯定的な表現を使わなければいけません。
先ほどの例でいえば、
「これ以上太らないようにする」では無く、
「〇〇キログラムになる」と書けばいいのです。
子ども用のヒーローショーなどを提供している
とある会社のマニュアルには、
子どもたちに話しかけるとき、
「否定表現を使わない」という決まりがあるそうです。
「立ち上がらないようにしてね」ではなく、
「座ってね」。
「騒がないでね」ではなく、
「静かに見ようね」。
このような言い方のほうが、
子どもたちにすんなりとお願いを聞いてもらうことができるからです。
また、子どもたちの立場になってみると、
「~しないでね」と言われるより、
「~してね」と言われる方が、
気持ちよく動けそうですね。
自分に対しても、他人に対しても同じ。
気持ちよく動けるように、語りかけましょう。