嫌なこと、イライラすること、許せないこと。
そういうことが多く、
日々ストレスが溜まっている、という方は、
少し他人に完璧を求めすぎているのかもしれません。
何でもきっちりこなし、責任感の強い人というのは、
自分が出来る分、
他人に対しても同じことを求めてしまうことが多いようです。
自分にとって「当然」と思っていることを
他人ができないと、
「なんでできないんだ!?」
「なんでこんなこともしてくれないの!?」
となって、怒りを抱きやすくなります。
心をできるだけ平和にして生きる秘訣は、
他人にも、自分にも
完璧を求めないことだと言います。
そして、自分と他人は違うのだということに
気づくこと。
相手の欠点は「個性」なのだと捉えることができるようになったら、
人間関係がずいぶん楽になりますよ。
自分を基準に考え過ぎるとこの世は窮屈です。
相手の欠点より、美点をたくさん見れる目を養いましょう。
「人の諸々の愚の第一は、
他人に完全を求めるということだ」
(司馬遼太郎 「竜馬がゆく」より)