複数人での雑談で、
ずっと同じ人ばかりが話していることって
ありませんか?


話の内容が面白ければ
それはそれで有意義なのかもしれませんが、
これではコミュニケーションというより、
「独演会」です。



どんなに無口な人でも、
心の中では自分のことも話したい、
自分の話を聞いてもらいたい、
と思っています。



私はあまりしゃべらないで聞きっぱなしの人が輪の中にいたら、
適度にその人に話を振るようにしています。



たとえば、
自分の得意なスポーツのうんちく話を披露し続けている人がいたら、



「なるほど!Aさん、その話は初めて聞きました!
ところでBさんは、どんなスポーツがお好きですか?」


と、話を他の人に振ります。



ちょっと強引かもしれませんが、
一方的に話してる人は
別に話題を変えられてもそんなに気にしませんから
大丈夫です(笑)。



先ほども述べましたが、
話を聞いてほしくない人など、
いないのです。




無口だったり、
話すのがあまり得意じゃない人というのは、
まわりに自分の話をちゃんと聞いてくれる存在がいなかったり、
過去に自分の話を否定された・受け入れてもらえなかった、
という経験から、
口を閉ざしがちになっているだけなのです。



このように、
まんべんなくいろんな人に話す機会を与えることで、
自分自身っも意外な面白い話が聞けたり、
他人の意外な一面を見ることができて、
コミュニケーションの幅が広がっていきます。



また、

あの人がいると楽しい、
あの人には何か好感が持てる、

と思ってもらうことができて、
心を通い合わせるきっかけにもなります。

 


このように、大勢での会話のときは
ただ聞き役に徹するだけじゃなく、
いろんな人に話をしてもらうようにしてみましょう。