「笑う三姉妹」というドラマをご存知ですか?
2005年にNHKの夜ドラ枠で放送されたドラマです。
脚本は秋元康氏。
秋元氏と言えば、
あのAKB48を生み出したヒットメーカー。
それゆえ、音楽プロデューサーというイメージが強いですが、
ドラマや映画の脚本や、漫画原作なども務め、
数々のヒット作を生み出しています。
「笑う三姉妹」は、
結婚に行き遅れた3人姉妹の幸せ探しをテーマにした作品です。
その「笑う三姉妹」のインタビューで、
幸せについて聞かれたときの
秋元氏の言葉が、とても印象的でした。
「幸せは冷蔵庫の中と同じなんです。
冷蔵庫にある材料で、
作れないものを考えていては、
幸せにはなれない。
あるもので、作れるものを考えなきゃ。」
まるで心理学者のように、
人間の本質をついている言葉に
「さすがだなー」と
感心しながら聞いていたのを覚えています。
ずいぶん前の話ですが
今でも私の心に残る名言です。
「隣の芝は青く見える」
という昔からの諺もありますが、
人間は、本当に無いものねだりが得意です。
無いものを探して、
嘆いても、状況は変わりません。
大切なのは、
しっかりと自分の材料を確かめて、
作れるものを考えること。
そうすることで、
今すべきことが明確になるはず。
あなたの心の冷蔵庫に備わっている
幸せの要素に気づきましょう。