人を褒めるとき、どんなふうに褒めていますか?
「よくやった!」
「良い仕事するねえ」
「〇〇ちゃんは、本当に頑張り屋さんだね」
このような褒めをしている場合、
あまり相手にとって嬉しくないメッセージかもしれません。
メッセージの伝え方には、3つの伝え方があります。
1.YOUメッセージ
2.Iメッセージ
3.WEメッセージ
YOUメッセージとは、
「あなたは○○だね」と、
相手が主語の伝え方のことをいいます。
「(君は)仕事ができるね」
「(あなたは)よく頑張ったね」
「(あなたは)いい子ね」
などです。
このような、YOUメッセージは、
相手によっては受け入れないこともあります。
YOUメッセージは、
「上から下へ」発せられるメッセージです。
つまりメッセージを発する側が「評価する人」で、
受け取る側が「評価される側」になるわけです。
対等な立場からの褒め言葉ではありませんね。
上司が部下に、
親が子に、
と、明らかに上下関係がある場合でも
YOUメッセージは、ときに相手を不快にさせます。
評価されることを、
誰もが望んでいるわけではないのです。
また、
「〇〇さんは頑張り屋さんだよね」
という、あなたにとっては最高の褒め言葉。
しかし、相手が、
「自分は頑張り屋さんと見られたくない。
何でもこなせる器用な人と見られたい」
と思っている人だったら、どうでしょう。
まったく嬉しい褒め言葉じゃないことが
分かりますよね。
このように、YOUメッセージは
相手によっては全く逆効果の褒め言葉になります。
では、人を褒めるときは、
どのような褒め方をすればいいのでしょうか?
それは、
2番目の「Iメッセージ」で伝えることです。
詳しくはまた、明日のブログでお伝えしたいと思います。