今日からぐっと冷え込みが増し、

いよいよ年末が近づいてきた感じがします。

そろそろ来年の目標について、

考えている方も多いのではないでしょうか。



目標を紙に書くときは、次の点に注意が必要です。


①否定表現を使わない
②「~したい」「~するようにする」という書き方ではなく、
断定的な書き方をする


まず①についてですが、
たとえば、健康のためにダイエットしたいと思っている場合。


その際、「これ以上太らないようにする」
というような書き方はNGです。

「~しないようにする」「~しない」は否定表現です。
前に「望まない結果」をつけて、それを否定する言葉の使い方です。


なぜ否定表現で目標を書くことがよくないのでしょうか。


それには私たちの潜在意識が関係しています。


潜在意識というのは否定表現を理解できません。

例えば、私があなたに「白いカラスを想像しないでください」
と言ったとしましょう。


でもどうでしょうか。

たぶん今あなたの頭の中には

「白いカラス」のイメージがでてきたのではないでしょうか。

「想像しないでください」と言っているにも関わらず、です。


つまり、目標を否定表現で書いてしまうと、
先ほどの例でいえば、「太る」という「望まない結果」のイメージが
潜在意識に刻み付けられることになってしまうわけです。


恐ろしいですね。


潜在意識はあなたのイメージした通りの結果をもたらそうとしますから、
痩せてスリムになるどころかどんどん「太る」ことになってしまします。


なので、
目標を書くときは、肯定的な表現を使ったほうがいいのです。


先ほどの例でいえば、「これ以上太らないようにする」では無く、
「〇〇キログラムになる」と書けばいいというわけですね。



次は②について。


これも理屈は①と同じです。


「~したい」「~するようにする」「~欲しい」というような書き方は、
潜在意識にインプットさせるには弱すぎるんです。


潜在意識は正直ですから、
いつまでたっても「~したい」と思っているあなたの状態を
実現させようとします。


その結果、

いつまでたっても夢はかなわない、目標が達成できない、
という状態が続いてしまうことになるわけです。


目標を紙に書くときは、

「~する」「~になる」と言い切るようにしましょう。

もうすでにそうなったつもりで、そう書いてみるのです。
潜在意識にそう思い込ませることが、大事なのです。



お正月に、
初もうでに行くとたくさんの絵馬が吊るされていますよね。


時期的にも、受験生の合格祈願が目立ちます。


みなさんも受験のとき絵馬で願掛けなどしたのではないでしょうか。


絵馬を見てみると、

「〇〇高校に落ちないようにする」って書いてる絵馬ってありませんよね。


「〇〇高校に合格できますように…」とか
「〇〇高校に合格したい」と書かれてあるものもありますが、


やはり「〇〇高校に合格!」と書いてあるほうが力強くて、
神様にも届く気がしませんか?



目標設定も、同じですね。

思いの強さが、結果を左右します。