■目標がもてない・・・

前回目標を紙に書く、という事を書きました。
多くの人は「今月いくら売るぞ!」「年間優勝して表彰されるっぞ!」
という目標は持ってると思う。

しかし「人生をどう過ごしたいのか?」「人生の目標は?」というと「特にない」あるいは漠然としている人がとても多い。

自己啓発会社にいる時にでさえ、しっかり目標を持っている同僚は少なかった。
自分の心の声をおざなりにしていくと、流される人生になる。

どうしたらいいのか?

それには自分の棚卸をしっかりやること。「7つの習慣」という本がある。自己啓発の名著だし、読んだ人はとても多いと思う。最近「第8の習慣」とかいって最新刊が出たが、「7つの習慣」を読んだ時は夢中になって読んだのを覚えてる。自分の葬式をイメージする方法が載っていた。後で知ったことが、ベンジャミンフランクリンが、1800年代にすでに本に書いていた方法だ。■告別式イメージ法『今日はあなたの告別式。参列した人々が、故人となったあなたにいろいろなスピーチを語ってくれているところをイメージしてください。あなたは、パートナー、親、兄弟、友人、同僚、など、あなたに関わる人々になんと言われたいだろう?』こんな質問があったと思う。有名なフランクリン手帳は、この質問に対して書き込むカードがあり、週の目標をそこから作成できるようになっている。あなたは誰に、何を言ってもらいたいだろう?これが、人生の目標になりえる。■人生の幸せ・満足した事を振り返るあるセミナーで、インパクトがあった質問をもう一つします。『今あなたが、死の間際にいるとします。 人生を振り返ってもっと幸せだったことはどんなことですか?振り返って、最も満足したことは何ですか?』どうでしょう?時間をとって、この二種類の質問に対して浮かんだ答えを書き出してみてください。あなたが人生で最も重要なこと、大事なことが浮き彫りにされるはずです。■秋元康氏は心理学者?秋元康氏がすばらしい事を言っていた。「象の背中」というドラマが始まるそうだが、余命半年のサラリーマンの話。『半年で死ぬとしたら誰と会いたいか?』秋元氏いわく、「前を向くためには、後ろもしっかり向く必要があるんです。」とのこと。今までに関わった人に対して謝りたかったけど謝っていないこと。お礼を言いたかったのにいえないでそのままになっている人。様々な不完了な気分を抱えながら人は生きている。それらをクリアしていく半年を描いたものをドラマにしたんだろうね。あとこんなことも言っていた。「高校時代にすでにラジオ作家でデビューしたとき自信はあったんですか?」の質問に、●「根拠のない自信が大事なんですよ。根拠のある自信は、その根拠を崩されたら無くなってしまうから」美空ひばりと出会った時の事を聞かれてこう答えた。●「僕はあんまり緊張しないんですよ。自分の身の丈を知ってるから。よく見せようと思うからアガるんです。」三姉妹の幸せについてドラマがはじまるが、幸せについて聞かれた時●「幸せは冷蔵庫の中と同じなんです。 冷蔵庫にある材料で、作れないものを考えていては、幸せにはなれない。 あるもので、作れるものを考えなきゃ。」まるで心理学者のように、人間の本質をついている言葉に「さすがだなー」と感心しながら聞いた。■まとめ今日紹介したワークはぜひやってみてください。しっかりと自分の材料を確かめて、作れるものを考えることで、今すべきことが明確になるはず!今人気のブログはこちらへ