説明屋さん
今日本屋に立ち寄った。
研修では今までOHPでのプレゼンが主だったが、パワーポイントもそろそろ覚えようと思い、パソコンコーナーに行った。

あまり好きじゃないんだけどね。
一つ目の理由がパワーポイントだと、部屋を暗めにしなければいけない。
込み入った説明になると、どうしても参加者の中に集中力が続かない人もでてくる。
もうひとつ理由がある。
用意したOHP だけでなく、自分自身の立ち姿や、手の動きがNLPでいう「視覚物」になる。
メラビアン博士の有名な「メラビアンの法則」によると、コミュニケーションにおける言葉の占める割合はほんの7%だ。言っている内容よりどう話すかが重要。
表情や手の動き、声の感じなどのボディーランゲージが9割を占める。
そのボディーランゲージがほとんど使うことができず、『説明屋さん』になってしまうのがいやなんだ。
とはいえ、パワーポイントの便利さもあるので、言い訳はやめて(笑い)とにかく、少しは自分で見栄えのいい物を作れるようになりたいです。

■自信がなくてもいい
今まで自信について何度か書いてきた。
この時期は、セールスの世界に飛び込んで新人といわれる人も多いだろう。
最初から自信のある人なんていない。
かえってセールスに対して自信がないっていうほうがいいんだ。
なぜならしっかり勉強する。最初がすごく重要。
というのは、私自身がセールスをなめていて苦労したスタートしからよくわかる。
先輩のを見て、『こんなんだったら俺はもっと売れるよ!』
これが大きな間違いだった。
うまい先輩のを見たから、なおさら簡単に売れているように感じたんだ。
「自分は才能があるに違いない!」または、「少し前の業界でやれたから素人じゃないよ」なんていう人がかなり危ない。
ほとんどが、スタートダッシュで遅れをとる。
自信がなくて当たり前、または自信がない方がいいんです、後でしっかり売れますよ!といいたい。

■セールスの仕事を選んだ時点で特殊な人間なんです
セールスの仕事にチャレンジしようという人は人口のどれくらいだろう?
セールスをやれる人は人口のどれくらいだろう?
あなたの周りにはどれくらいの人が、セールスマンと呼ばれる仕事についているだろう?
私の場合、ダイレクトセールスの世界に飛び込んだのは学生時代からの友人には一人もいない。

『セールスの仕事をやろう!として扉を開いただけでもすごい縁があるんだ。それだけでも才能があるといってもいい。選ばれた人しか開かない扉を開けたあなたは、すごいんだ!』

私の場合、こう自分を励ましていたし、『セールスの仕事に自信がもてないんです』という部下の相談にはよく、このようなことを言っていた気がする。

もう一ついえることがある。
自己啓発・成功哲学や心理学を学んで一番使える仕事はなんだろうか?

NLPを学んだあと一番よかったと思うのは、毎日多くの実験材料が目の前にあるということ。実験材料というと顧客に申し訳ないが、覚えたスキルを試そうと思うと売り気が消え、結構売れるんだ。
NLPを学んだ月に、社内での新記録を達成できたのも、売りに行くというより試しに行くという感覚のときだった。
人が一生の間、一時間以上深い話をして知り合える人の数はどんなものだろう?
普通の一般的な仕事だと、定年までの40年間で1000人いない職種も多いかもしれない。
販売している商品や、マーケティングの違いもあるが、その数倍、多い人だと数百倍多くの人に会うだろう。
これで、人生経験が深まらないわけがない。それらの経験は全て潜在意識に入る。つまりあなたの脳細胞に刻まれていく。
自分の成長に興味がある人で、人のこころに関しての学びをした人なら、セールスで実践して体得するのが最も効果的だろう。
これからセールスでがんばろうとしている人、あるいは低迷している人に特に言いたい。
多くの人に会える貴重な体験をしながら給料がもらえる仕事は他にはないよ!
これほど自分を磨ける仕事はないよ!
がんばろうよ!

セールスという仕事は、彩者は嫌いだったし、やめようと思ったことも何度もある。けど、いつの頃からか好きで好きでたまらなくなった東郷が、これからもエールを送っていきます。
最高の今年度のスタートを切りましょう!


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ネタはいくらでもあるけどなかなか紹介しきれないので、質問に答える形もとりたいと思います。
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