昼は春が来た!って言う感じでコートを初めて着ないで外出した。
帰りは涼しくてたまらん状態。(え?涼しい?・・・)
寒いって言わずに「涼しい」ってどういう意味?
それについては後ほど。
まだ油断は禁物。帰りのことを考えて、コートを着ていきましょう。

●NLPとは言葉の科学

もともと、言語学と心理学をあわせたものからNLPの研究って始まったらしい。脳をコンピューターにたとえると、それを動かすキーボードは5つある。

① 視覚
② 聴覚
③ 体感覚
④ 嗅覚
⑤ 味覚


いわゆる五感だ。この五感のうち人生に大きく影響を与えるのが
視覚、聴覚、体感覚だ。
一つ目の視覚は、焦点の当て方ということで解釈されることも多い。
二つ目の聴覚とは、言葉の使い方ともいえる。

前回書いた仕事のモチベーション。
焦点を恐怖や痛みに当てて仕事をしている人は、仕事にワクワクなんか感じない。毎日起きるのも苦痛なくらいだろう。
痛みを避けるための行動が多いとこんな言葉が多くなる。

「いつまでに〇〇しなきゃ!」「~をやらなきゃ!」

一方、快楽に焦点を当てて仕事をしている人の場合。
朝、布団から飛び起きるようにして出かけているとしたら
こんな言葉が多いだろう。

「俺は~をやりたい!」

自然に言葉の使い方が変わる。
言葉の使い方が、脳内ホルモンの分泌量を変え、感情を変える。

先ほど、「寒い」といわず「涼しい」といったが、それだけで感じ方は無意識レベルで変わる。
最近この分野についての本が売れている。
有名なのは『口ぐせの魔術』。
言葉を口ぐせと言う表現したのが当たった。
プレゼンの前、あなたはどんな口ぐせをしているだろう?
もちろん、言葉、コミュニケーションは、誰かに対してというパターンがある。
しかし、NLPではもう一つあるという。
それは、自分との対話。内なる声というものだ。
アポ取りの時に、『こんな時間じゃ無理だよな~。つながんないよ』と自分に言い聞かせながら電話してない?
『あの辺りのお客は買わないんだよなー』なんて自分に言い聞かせてない?

この言葉の使い方を気をつけるだけで、やる気が変わる。
自分の無意識に浮かんできた言葉が、有効かどうかチェックしていくだけで、ずいぶん変化を感じられるだろう。

お客のパターンもどちらか見極めることが大事。
痛みを避けるパターンが多いのか、快楽を得るパターンが多いのかで、質問の内容が変化していく。
しゃべらずに売るための大事な質問の仕方が、どちらに当てはまるのかで変わる。
もし、痛みパターンの場合は、ビクビクを思いっきり膨らませる。
快楽パターンなら、ワクワクを広げる。

広げ方にはコツがある。これから少しずつ披露していきたいと思う。